イメージの翼ー5 | 大崎淳治

大崎淳治

グラフィックデザイナー

僕が教えるのは大学の芸術学部4年生。
大学最後の一年、イメージの翼をいっぱいに広げて、
空高く飛んでいってほしい…。
2課題目のテーマは「4」。

「4」というテーマから自由に発想・着想して、
世界にひとつだけのコミュニケーションを構築すること目指してもらいます。

幼い頃、野原で四葉のクローバーを見つけた時のような、
トキメキや喜びを思い出して、みんなが笑顔になるような
そんなコミュニケーションを期待しています。

単純なテーマのようだが、考えていくうちに、
発想の迷路にハマって入口と出口が分からなっても、
できるだけいろんなトビラを開いたり、
寄り道や道草をしてきてください!
そこにヒントが隠されているかも知れません?

今日、紹介するのは、
「4」から「トランプ」をイメージしてきたM君。
トランプはゲームする切り札!
その切り札すべてを食物連鎖に置き換えて
「 Food Chain ・Playing Card」を提案してきました。

食物連鎖を空・陸・海・淡水の4つに分けて、
13枚×4=52枚+ジョーカー2枚
54枚の全てオリジナルイラストレーションで仕上げています。

連鎖も思考しながら、気の遠くなるような作業です。

クラスのみんなが、「実際にゲームやってみないって?」
早速、コミュニケーションが生まれています。

M君、後期の課題は
どんな「切り札」でデザインしていくのか楽しみです。
大崎淳治
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