4年間を振り返って

4回生 大木巧也(松山工業高)



約17年間のサッカー人生に幕を下ろしました。
振り返るといい思い出の方が少なく、辛い経験の方が多かった。幼稚園の頃に兄や親戚の影響でサッカーを始めた。この頃は無我夢中でボールを追いかけ純粋にサッカーを楽しんだ。しかし、年代が上がるごとにサッカーをする意味が変わっていき、自分ためにサッカーをしているのではなく周りを喜ばしたい、期待に応えたい、という想いに変わっていき、時に自分を見失うことの怖さから辛いことから目を背け、楽な道へ逃げたこともあった。この大学4年間自分が思ってもなかった4年間を過ごすことができた。地方の高校から来た無名な自分を一回生からTOPチームに関わらせてくれた。2回生では2部リーグ優勝、一部昇格という貴重な体験することができた。3回生になり1部で戦うことができ、結果では降格というば残念な結果になったが関西の学生サッカーのレベルの高さを感じた。4回生となり自分たちがチームを引っ張っていかなければならなかったが自分は引っ張っていくことができなかった。サッカーの本質を忘れ、自分の中でも整理がつかなくなった。この事はこの先もずっと後悔が残るだろう。
約17年間サッカーのことを嫌いになった事はない。そして、周りの助けてくれた仲間、家族には感謝しかありません。