3年 山内聡文

私は、今日の一つの出来事で気づいたことがあります。
練習試合が終わり、野崎駅前の食事処で、晩飯を食べて家に帰る途中お巡りさんに呼び止められました。
その時自転車に乗っていた私は、「また防犯登録がどーたらこーたら言われるんだろうな」と思い、しぶしぶ自転車を降りました。もちろんちゃんと自分で買った自転車です。窃盗なんてしていません。だから余計に時間の無駄に思えてしまいます。「夜道は危ないからね。ライトつけて運転してね。それと防犯登録の確認するから名前教えてくれる?」とお巡りさんに言われたので名前を言い、確認が取れるまで待っていました。
その時の私はものすごくふてこかったと思います。
なんもないのにと心の中で思っていました。

しかし、それがお巡りさんの仕事なのです。ただ職務を全うしようとしただけなのです。
そして私は気づきました。
仕事には世のためになるものでも、人がそう思うとは限らないと。

私は、お巡りさんにお疲れ様でしたと言い、ライトをつけずに帰ってしまいました。