作詞 中里綴
愛し合う人と
旅に出たい
たとえば入江の
小さな街
船が汐の流れに
揺られ彷徨うように
心預けた人に
ただついて行く
愛し合う人と
旅に出たい
交わすことばなど
なくてもいい
シンプルな構成で分かり易く覚えやすい歌詞でありながら、文脈や表現に美的感覚にあふれるものだと思う。
少し変則的な定形詞で、A→B→Aのパターンと言う温故知新と言うか回帰的な感じがかえって新鮮味を感じる。
この歌の作曲者である田山雅充さんや芹洋子さんなどがこの歌を歌っておられますが、なんと言ってもサビの部分。
キーワードは『心』
『心預けた人に』
『心渡した人の』
愛情、信頼、依存、安息などの様々な愛する人への思いが凝縮されている。
旅なんかどうでもいい。とにかく一緒に居たい。そんな気持ちが現れているようでならない。
老いも若きも同じ気持ちで、果てなく共にその先の旅路。
と言ったところか。
信じ合う人と
旅に出たい
たとえば稔りの
小高い丘
花が光を浴びて
育ち咲き出すような
心渡した人の
その腕の中
信じ合う人と
旅に出たい
飾る荷物など
なくてもいい