水槽のイエローカボンバが成長してきたのでトリミングすることにしました。
カボンバの仲間は一度茎の途中に生長点を形成すると、そこから新芽を出すようになります。
根茎から新芽を出すスイレンに似ているように感じられて面白いですよね。
なので、カボンバのダメージを極力抑えつつトリミングするためには、この生長点を残すことが大事です。スイレンの株分けも必ず生長点が残るように分けますよね。
あと、カボンバは根からの養分吸収がとても大事なので、なるべく根も残したほうがその後の動き出しが早い印象があります。
と、いう訳で、私は今活発に新芽を展開している生長点の一つ下の節の部分で切って、根は茎に巻き付けます。
あとはこれを低床に生長点が完全に埋もれないくらいに差し戻せばOKです。
では、販売されているような途中で枝分かれしていない茎はどうすればよいのか。
枝分かれしていない茎でも、よく見ると幾つかの節にコブのようなものがついてることがあるのですが、これが生長点です。
なので、これが低床表面に触れるような感じに植えると早く増え始めます。
トリミングもこだわると面白いんです!!!!!!
あと、カボンバは生育環境が悪くなると頂芽だけが株から切れることがありますが、あれはよく見ると生長点が複数あることが多いです。恐らく、切れ藻として流れ着いた先で直ぐに根を張って定着できるようにスタンバイしているのでしょう。このような挙動は他の多くの水草でも見られますが、毎回感心してしまいます。
水草のように生きられたらな~