親愛なるマリヤへ

 

眠れない日曜日

私は誰を思うのか

 

それはふたりの子ども達 

それぞれの所帯をもった 温かい家族をもった

 

それとひとり頑張っている別れた元妻

私はあなたの心を傷つけた

生涯癒えることのない傷を

 

私は愛されることはない

でも私はあなたを愛し続ける

きっと死するまで

 

一途な昭和の馬鹿男は

あなたに思いをはせて

今日も恋愛詩を書く

 

あなたの誕生月は6月

もう直接会話出来ないほどの距離にいる

それでも私は伝えたい

 

あなたと子ども達にした罪を心から

後悔と反省しています

 

時計の針を戻せるなら

きっと私はあなたに囁くだろう

“ 愛しています ” と