さて、最初のカードは0番、愚者です(このカードのみ占い師の方や本により番号が違いますが、一般的に0番と覚えてしまって問題ありません)。
愚か者、と書いて愚者と読む+英語でもFOOL(馬鹿者)という題名がつけられているとこのカードに余り良くないイメージの方も中にはいるかも知れません。
しかし、とても強いパワーを持っており、タロットがトランプになった後も皆さんお馴染みのジョーカーとして存在するカードです。
愚者の基本的な意味、キーワード
愚者の基本的なイメージは自由、純粋、などの人間で言うところの「赤ん坊」と同じような意味合いと捉えて問題ないです。
とにかく自由で縛られないイメージです。
正位置では、この縛られなさや純粋な様子が、よい方向に働きますが、
逆位置ではそれが「無計画」という意味になり仇となります。
主なキーワード
自由、純粋、0からのスタート、無鉄砲など
正位置で占いに出た時の意味
基本的な意味
自由、純粋、思いつきなど、
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逆位置で占いに出た時の意味
基本的な意味
無計画、愚かな行動、気分が変わりやすい
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以上、愚者の意味でした、簡単ではありますが、最低限これを知っていれば実践でのイメージや解釈に役立つと思われます!
次回は大アルカナ1番、魔術師の予定です!