当スクールで学び、アナウンサーになった人たちから毎日のように出演情報が届きます。
「きょうはけっこう体を張りました!リポートを見てください!」
フジテレビ 德田聡一朗さん
「きのう、ニュースを担当しました!」
山陽放送 中屋藍さん
「テレビデビューしました!」
青森放送 橋本莉奈さん
というふうに。
卒業生の活躍する姿を見るのは、教える者にとって何よりの喜びです。
そんな中、2人のNHKキャスターが教室に来てくれました。
1人目は小畠優花さん。NHK広島放送局に在籍しています。
広島放送局では、企画から携わることができ、出番も多く、とても充実していると話した小畠さん。
しかし、教室に来て、やはり思い出すのは就活のときのしんどかったことです。
何社も最終面接に進んだものの、内定を得られず、4年生の夏に一度、何もしない1週間を過ごしたそうです。
そこで気づいたのは、やはりどうしてもアナウンサーになりたいという揺るぎない思い。
器用じゃないから努力をしようと、毎日1つは意味のある行動をするように心がけました。
緊張したときは、努力をしたから大丈夫と自分に言い聞かせて面接に臨みました。
今は、日々の生活の中で気づいたこと、気になったことを特集などに発展させることでき、アンテナを張りながら学生生活を送ったことが役立っているといいます。
2人目は田中愛理さん。NHK佐賀放送局に勤務しています。
干潟で有名な有明海。その象徴ともいえるムツゴロウに愛着がわき、ムツゴロウによく似たミナミトビハゼをペットとして飼っています。
このミナミトビハゼ、なつくそうで、手の上に乗せている動画を見せてくれました。
最近は、「お出汁」に興味を持ち、「だしソムリエ」の資格を取得したそうです。
自宅で料理をするときは、必ず鰹節や昆布からだしを取るとのこと。
おだしの取り方に最適な温度があるように、インタビューでも、相手に温度を合わせて良いところを引き出せるようにしてくださいねとアドバイスしました。