【NHK松山放送局 鈴村奈美さん】
神戸市外国語大学
出身地：岐阜県
アピールポイント：フットサル（ゴール前の決定力からあだ名は“小さな魔法つかい”）、味噌づくり、ドクターフィッシュ飼育
私は幼い頃からアナウンサーになることを夢みていましたが、具体的に行動を起こしたのは大学3年の春でした。
声光塾とは別の大阪市内にある集団授業のアナウンススクールに通いながら、各局のインターンシップに参加しました。
そのとき、カメラを前に誰よりも上手い男子学生がいました。フジテレビに内定した徳田聡一朗くんでした。スクールでいつも丁寧に対策をしてもらっているので自信を持ってインターンに参加していると話す徳田くん。通っていたスクールでカメラテストや面接の対策を一度もしてもらったことのなかった私は、徳田くんに声光塾に入りたい！とお願いしました。入塾したのは3年生の9月でした。
その後、毎週2時間の濃厚な指導を受けました。原稿読み、ES対策、面接対策、フリートーク対策、服装や化粧、さらには恋愛の相談まで、私の様々なリクエストに応えていただきました。
声光塾に通いながら、大学4年の12月に内定をいただくまで、全国各地のテレビ局を受験し続けました。周りの友達が次々と内定する中、試験で落ちる度に「私には向いていない」と思いました。アナウンサーになるという夢を何度も何度も諦めようと思いました。それでも、諦めずに受け続けることができたのは、声光塾に通っていたからです。
先生と話し、お腹がちぎれそうになるほど笑い、涙が枯れる寸前まで泣き、思い切り原稿を読んで声を出す中で、また次も頑張ろうという気力が湧きました。さらに、私の個性がでるように、各地域に合わせたオリジナルの自己PRを一緒に考えていただき、落ち込んでいる私に自信をつけてくださいました。
私が最後まで、夢を追い続けることができたのは、授業に行く度に「次こそ絶対受かる」という希望が見えたからです。
どんなに落ち込んでいても必ず元気になれました。声光塾に通っていなければ夢を叶えることができなかったと思います。
1年半、本当にお世話になり、ありがとうございました。先生これからも、どうぞよろしくお願いします。
【声光塾 森本コメント】
徳田くんから「面接で知り合った鈴村さんが声光塾に入りたいそうです。会ってもらえますか？」と言われたとき、
「どんな学生なの？」と聞きました。
「小さくて、すごく元気な人です」との返事。
「色気は？」「まったくありません」とも言ったかな。
では、一度、会ってみましょう！ということになり、教室で面談をしました。
神戸市外国語大学に通い、TOEICは900点以上という抜群の英語力、サッカーとみそ汁が好き。
岐阜の進学校出身で、素直にすくすくと育ち、アナウンサーをめざす素材としては文句なし。
身長が低いことを本人は悩んでいましたが、そんなのは関係ありません。
ふむふむ。足りないのは、アレとアレだな。すぐにウイークポイントがわかり、そこさえ克服すればアナウンサーになれると思いました。
さっそくアドバイスすると、エントリーシートは落ちなくなりました。
出身地である東海エリアのテレビ局では、内定まであと一歩というところまでいきました。
エントリーシートで苦しむことはなくなり、面接もいいところまで進めるようになりました。
でも、なかなか内定がもらえません。
よし！あともう１つ、コレを授けよう！
武器として持たせたものは、言えませんが、予想通り何社も最終面接まで受けることができました。
フリートークは、対策したことがおもしろいほど当たりました。
まだ、足りないか…
改めて、じっくりと話し合いました。すると、簡単に改善点が見えてきました。
それは、ズバリ！大好きなお酒を控えることでした。
飲むこと、楽しい会が大好きな鈴村さん。
ハロウィーンのときには、最終面接が間近に控えているにもかかわらず女子会、朝までパーリナイ。
内定していないのに、朝まで騒ぐとはどういうことだ！と厳しく叱りました。
内定したら浴びるほど飲んでいい。内定までは、３杯でストップ！夜１１時には帰る！
「わかりました」と口をとがらせながら、お酒を我慢することを鈴村さんは約束しました。
そして、その後、すぐに内定。ほらね。やっぱりお酒だったでしょ。
今、浴びるほど飲んでいることでしょう。知らんけど。
