エレキとアコギ、エレキにもストラトやレスポール、フライングVや何やら、本当にたくさんの種類があります。
とはいっても、基本的に「弦は6本」とか、「1フレットは半音ずつ」とか、大きな構成は同じですよね。
でも、実は世の中にはギターの前提すら裏切るようなギターもあります。
中でも、最近は比較的よく使われるようになってきているギターをご紹介しましょう!!
その名も「7弦ギター」です!!
ギターなのに弦が7弦?!と思われるかもしれませんが、そうです、その名の通り、弦が7つ張ってあるギターが7弦ギターです。
じゃあどんな時に使うの？という話ですが、近年のラウドやメタルの楽曲は低音によってへヴィさを強調するという手法が非常に多く使われています。
こういった通常の6弦ギターでは出せないような低音をカバーしたいという時に7弦ギターを使います。（とはいえ、最近では6弦ギターでもチューニングを2音半下げにするなど、もはや7弦ギターいらずかと思うようなバンドも多いですが。）
ということなので、7弦目はどこに張るかというと、6弦のさらに上になります。
レギュラーチューニングの時の6弦の開放弦の音名は何でしたでしょうか？
…そう、E音（ミ）でしたね。
E音の弦の一つ上の弦には何の音がくるのがいいと思いますか？
実は6弦ギターにヒントがあります。
6弦ギターの1弦も実はE音でしたよね？
その上の弦、つまり2弦は…？
B音でした。
ということで、7弦にはこれと同じく開放B音の弦が張られています。（もちろん、2弦の2オクターブ下のBです。）
7弦ギターを使うとどんな音が出るのかをちょっとご覧ください。（動画）
かなり重低音でしたよね。
こういったへヴィな楽曲で7弦ギターが使われることが多いです。
先ほども書いたとおり、6弦でもチューニングを下げればできなくはないですが、チューニングが下がるとその分弦が緩くなってチューニングがすぐにズレてしまうので、それを防ぐために張力の強い太い弦に張り直したりする必要があります。（チューニングのズレ以前に、弦が緩すぎて弾けません。笑）
なかなかプロでもない限り、ここまでのメンテナンスは難しいと思いますので、それなら低音が出る7弦ギターを専用に用意しておく方がいいですよね。（個人的意見）
低音チューニングの曲しか絶対にやらないのであれば、6弦ギターでチャレンジしてみてもいいかもしれませんけどね。
ということで、今回はギターの基本を打ち破る、「7弦ギター」をご紹介してみました!!
私も1本ぐらい持っておきたいですね。
誰か譲ってください。笑
最後までお読みいただきありがとうございます!!
荒井ナオト
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