私は両親から厳しく怒られたという記憶が殆どありません

恥ずかしい話ですが、小学校6年生までおねしょが治りませんでした

でも、おねしょをしたことで怒られたという記憶は一切ありません

学校の成績のことで怒られたこともありません

ただそんな母親に一度だけ大変怒られた記憶があります

詳細は省きますが、要は自分の勝手な理屈で友だちにとても辛い思いをさせてしまったのです

母は泣きながら私を叩きました

母のあんな悲しそうな顔は、私の人生であの一度だけです

この後に訪れる悲惨な家庭状況の中でもあんな悲しい顔はしませんでした

子供心に、とても悪いことをしたのだということが身に沁みました

そしてそれ以上に、親を泣かせるということがどれ程悪いことなのかということも身に沁みました

これがきっかけとなったのかは分かりませんが

これ以降、どんなことがあっても親に心配を掛けてはいけない

これが私の行動や思考の大本になっていったように思います

たとえ一人では無理だと分かっていても

助けを求めてはいけない

助けを求めるということは親に心配を掛けることに他ならない

どんなに辛くても“大丈夫だよ”と言おう

そう決めてしまっていました

それを後押ししたのが、

前回書いた、明治から続く“古い価値観”

我慢する、わがままを言わない、一人で解決するのが当たり前、男は泣き言を言わない

こういったものであると思います

今思うことは、

何故こういった考え方を持つようになったのか？

その素地は何処にあったのか？

ということです

“古い価値観を持っていたから”ということであれば

当時の子供たちは多かれ少なかれ同じ環境にありました

私と同じように怒られた子供など数えきれないでしょう

そんな中で私が感じるのは

“親子の対話”

ではなかったかと思います

私は、小学校・中学校・高校と殆ど記憶が無いのですが

その中で特に、両親と何かにつけて話し合ったという記憶がありません

例えば受験について、高校受験や大学受験でどの学校を受験するのかとか、将来どういうことをしたいのかとか両親と話し合ったことは一度もありませんでした

私から話すことも無ければ、両親から聞いてくることもありませんでした

尤も、そんなことを話していられる家庭状況では無かった、ということもありましたが

日常の他愛ない会話も殆ど記憶にありません

別に仲が悪いとか嫌いだったわけではありません

何かにつけて、親は子供の為に良かれと考え、子供は親に心配を掛けてはいけないと考え

それぞれがそれぞれで考えてはいるのですが

お互いに会話して相談して決めるということは無かったと記憶しています

今から思えば、

たとえ話し出せる状況では無かったとしても

無理やりにでも話すべきだったのではないかと思います

当時の私は話しづらい家庭環境を良いことにして

面倒なことから逃げていたのだと思います

将来のこととか、今思っていることとか、本当はこうしたいこととか

そういうことを話せば必ずしも親も私も笑顔ではいられなく時もあると思います

時には喧嘩にもなるでしょう

そういう面倒なことから逃げていたのだと思います

ただでさえ毎日が辛い苦しい状況なのに、そこに新たに嫌な状況を加えたくない、ならば今の何にも無い状態が良い

それが自分を守るための唯一の方法であった

そんな感じです

もし今から自分の家族を持てるならば

親子の対話、家族の対話は意識的にとるように心がけたいと思います

たとえぶつかろうと喧嘩になろうと

それでもお互いが何を考えて何を思っているのか

それを明らかにするのはとても大事なことで

それが無いとつい憶測で判断してしまいます

『何で分かってくれないんだ』となり勝ちです

家族といえど、他人が思っていることなんて所詮は分からない

分からないことは話し合うしかありません

分からないままにしておくと

ろくなことにならない

それが今振り返って思うことです

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

寄り添うカウンセラーの長田英顕です

私の自己紹介です。何故カウンセラーとして活動するようになったのか？その背景には何があったのか？そんなことを書いています😆

『｢あなたに寄り添うカウンセリング　～自己紹介～｣』はじめまして“あなたに寄り添う”カウンセリングの長田英顕(ｵｻﾀﾋﾃﾞｱｷ)です☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆私が心理カウンセラーになろうと思っ…

ameblo.jp

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

現在、LINEを使用したセッションも受付中❗

悩みや不安が驚くほど小さくなります👀

今までにない新しい視点を持てます🙆

『｢現実を変える❗　一週間のラインセッション｣』“現実を変える”一週間のLINEセッション面と向かって話すのが辛いなぁ生活のリズムが不規則だから自分の都合に合わせられたらなぁリアルタイムで話すと思いがまとま…

ameblo.jp

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

“寄り添 う”カウンセリングは、現在モニター募集中です

公式ラインから｢寄り添うカウンセリングモニター希望｣と書いてお申し込みください↓

※モニターとは・・・

今のあなたのお悩みについて、１時間のカウンセリングを通常10,000円の所、3,000円で行います

カウンセリング後、ご感想をお聞かせください

今、公式LINEに友だち追加すると、

『お悩み相談』を一回無料プレゼントします😆

どんな悩みでも一つ、公式LINEからご質問ください、LINEでお答えします😉

☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

実は大の猫好き🐱

にゃんこの話も大歓迎✨

※リブログ、シェアは大歓迎です

未来の自分に贈る本当の自分③ ～大切なのは話し合うこと～

未来の自分に贈る本当の自分③　～大切なのは話し合うこと～