近々行われる行事のポスターを作ったので、お堂の中に貼ってもらうため、僧侶の詰所へ行きました。
このポスター作り、2年ほど前に、業者に依頼せず試しに自分でパソコン作成して寺内に貼り出したのが始まりなのですが
いつのまにやらA1サイズがプリントできる大型プリンターまでお寺が買ってくれ、すっかり私の業務の一部になりました。
それまでほとんど告知することのなかった行事までポスターを作り寺内にペタペタしております。
もちろん、文言や使用画像なんかは上の許可を取ってからですが。
貴重な寺宝や法要の画像なんかを使うと、ポスターが欲しいとか売ってくれとか言う人達が、これまた結構出てくるのです。
私としては、寺内に1人用の小さいプレハブなんぞ建てて、個人的にポスター売りの商売をしたいくらいで。
やってもいいならやりますけどね。
プレハブごと私も撤去されますね。
さてさて、僧侶の詰所に入り、若手僧侶の束ね役の先輩僧侶に
「これ次の行事のポスターなんですが」と渡すと、じ~っと見て
「よっしゃ!目立つ所に貼るぞ」と先輩僧侶はポスターを持ってお堂の入口へ早足で。
慌ててそのあとに続く若手僧侶5名。
僕が貼りますとかなんとか言いながら、バタバタみんなお堂の入口へ。
おお!そんなに私のポスターに興味があるのか!と言いたいところですが
そうではない。
高い所へ貼ろうと先輩僧侶が台に登れば、すかさず2名が台を押さえ
1名は押しピンを手渡し
残り2名は、もう少し右が上ですなんぞと平行感覚を見ている。
これ
先輩僧侶に自ら貼らせるなんて雑務をさせてはいけないと
慌てふためいた若手達の行動なのです。
徹底した先輩を立てる姿勢はまさに体育会系。
この先輩僧侶が、いくぞ~っ!と言えば
お~っ!とどこまでもみんなついていきます。
抜群のノリ。抜群の連帯感。
もちろんこれも、この先輩僧侶の人柄が大いに影響しているのは言うまでもないことで。
個性溢れる若手達をまとめあげ、若手達もこの先輩がいるからここで頑張れると口を揃えて言います。
羨ましいくらいの主従関係。
一般職員には決してない関係。
ポスター1枚貼るのに5人が駆け寄る。
私なんかさっきまで独りで寺内のあっちこっちに貼ってたんだけどね。
風でめくれて困ってたら、気のいい信者のおっちゃんが片方を押さえてくれてたわ。
ふ~んだ!(-.-)
で、ポスターを貼り追えると、また先輩僧侶を筆頭に詰所に帰っていきました。
それはいいんだけど
ちょっとお、なんかポスターの感想とかないわけ?
今回もかなりいいデキよ。
自慢じゃないけど、いやかなり自慢するけど
私のポスター、出入りの印刷屋や広告屋に誉められるのよ。
この間なんか、うちに雇いたいって言われたわよ。
時給聞いたら今の4倍よ!
思わず、引き抜いてくれと言いそうになったわ。
ちょっとちょっとお、私転職しちゃうよ。
いいのお~~~?
お寺辞めるよお~?
と、独り虚しくぼやいてみた。
もちろんまだ辞めません(^^)v