Stand by me
Amebaでブログを始めよう!

中断

しばらくの間放置してしまい、申し訳ございませんでした。

実はこの話に出てくる『ヒデ』が6月16日午前10時38分に市内の病院で亡くなりました。26歳でした。

彼が入院したのは、去年の11月中旬のことでした。
病名はガン。
入院した時にはすでに、体のあちらこちらに移転していたと聞きました。

私は今年の5月に彼のお見舞いに出かけました。
そこではいろんな話をしました。つきあっていた頃の話、別れた時の話、その後の話。
彼は別れたあとも、私を『愛していた』と話していました。

お話の方が最後までいかなかったので、なぜ私達が別れたか皆さんはご存知ないですよね?
私達が別れた理由。
それは、私の浮気でした。
まだ若かった私は、彼の大事さに気づいていなかったのです。
『失ってから気づく大切なもの』
まさにこんな感じです。

気持ちは彼にあったものの、出来心で浮気してしまった自分が許せず、私から別れを告げました。
それなのに彼は10年近くも私のことだけを見ていてくれてたみたいです。
その話を聞いた日は、一睡もできませんでした。

それから1週間後、また彼のお見舞いに行きました。
しかしそこにいたのは、
1週間前の姿からは考えられないほどの姿になっていたのです。
言葉もろくに喋れず、体力は衰え、酸素マスクなしではいられないというほどにまで、彼の症状は悪化していました。
それでもありったけの力でペンを持ち、私に『愛してる。死にたくない。』と書いた紙を渡してくれたのです。
私はその時思いました。
『彼とすごした時間をどんな形でもいいから残したい』と。

そこで私は、彼がこの世からいなくなってしまう前にお話を作り、彼に読んでもらいたいと書き始めたのです。

しかし、彼の症状は悪化していくばかりで、書き終わる前に亡くなってしまったのです。

読んでくださっていた方々には申し訳ありませんが、今日この報告を持ちまして
『出逢えてよかった』
を、一旦打ち切りとさせていただきます。
まだ私の中で整理がついていないため、書く気になれないのです。
またいつか、再開するかもしれません。
その時はどうぞ、また読みにきてください。
お待ちしております。

何か彼や私にメッセージを頂けるようであれば、彼へのメッセージは彼のお墓に報告しに行かせていただきます。私の方にメッセージがある方はコメントでもなんでも構いません。必ずお返事を返させていただきます。
長くなりましたが、この辺で失礼したいと思います。
よくわからない文になってしまいましたが、読んでいただいてありがとうございました。



H21.7.3

出逢えてよかった~5月~

5月になり段々とクラスに馴染んできた私は、友達もでき、楽しい毎日を送っていた。

そんなある日、突然友達の宮川ほのかから相談をされた。

ほ「ねぇねぇ、あたしね、ひでのこと好きみたい...」

私はすごく驚いた。あんなに引っ込み思案のほのかだったのに、急に人を好きになるなんて...

智「まぢで!?ん~、ひで彼女いないみたいだし告ってみたら??」

軽い感じで私は答えた。

『ひで』とは松澤秀昭のこと。
話してみると、オリエンテーションの時とは別人のように明るく、楽しい人で、結構仲良くなっていた。

その時ひでは早速謹慎になっていたので、ほのかはメールで告白した。

ほ【あたしひでのこと好きみたいニコニコ

ひ【そーだったの!?全く気づかなかった。ごめん】

そう返ってきただけで、付き合うとかはなかったらしい。

その頃から私も、ひでとメールするようになっていた。
彼氏には内緒で。

出逢えてよかった~出会い②~

入学式から数日後、
体育の授業でオリエンテーションが行われた。

名簿順に並ばされ、
横には私の前の席の柄の悪い男子が座っていた。
何を思ったのか、私はその男子に声をかけてしまった。

智恵「犬走りってどこにあるかわかる??」

柄の悪い彼「...さあ」

やっぱり声をかけるんじゃなかった...と私はすごく後悔した。


次の日現代文の授業で、グループごとに調べ事をしろと言われ、嫌な予感がした。

その予感が的中し、グループの中には柄の悪い彼がいた。

最初にグループ内で自己紹介をした。
1人2人とみんなが自己紹介していき、残ったのは私と柄の悪い彼だけだった。
しぶしぶと私が、

智「えっと..井口智恵です。
清中卒です..よろしく。」

私が言い終わりすぐに、彼は簡単に自己紹介をした。

柄の悪い彼「松澤秀昭。三中卒。よろしく。」

私は初めて彼の名前を知った。これが私たちの出会い?だった。