いつも東京に出かけるときは緊張する。
まず電車に乗り遅れないか。
そして電車が時間通りに着くか。
芳雄の舞台とそれ以外だと緊張の度合いも違うんだけど、今日、恐れていたことが起こってしまった。
いつもの特急に乗ろうと出かけ、早めについてホームで待っていたら、車両点検で18分遅れとの放送。
いつも11時半に日比谷に着いて、観劇前にお昼を食べるのに、ちょっと忙しいなと。
またしばらくして放送が入ったんだけど、駅売店の人が台車を押すガラガラという音がうるさくて全然聞こえない。
その辺にいた人たちみんなでホームにいた駅員さんに聞いたら、車両の不具合でこの電車は運休になりますと。
いやいや、そう簡単に言われても。
特急料金は払い戻しをしますのでって、それは当然だけど、次の特急券を買えと?
次って1時間後で、しかもスペーシアXだから特急料金高いんですけど。
車両の不具合は仕方がない。運休も仕方がない。
ただ、対応が悪すぎる。
ホームにいた駅員、結局一度も謝らなかった。
放送では、お急ぎのところ申し訳ありませんって型どおりの言葉は言ってたけど、とにかく誠意が全く感じられなかったことにみんな怒ってたよ。
1時間後でも観劇は間に合うけど、お昼を食べる時間はないので、それからお昼を買いに行った。改札で「出ていいですよね」と言ったけど、そこの駅員も「どうぞ、帰りもここ(有人改札)を通ってください」と言っただけ。
戻って来て、空いているベンチを探していたら、一緒に怒っていた70代と思しきお姉さま2人がいたので、そこでちょっと話しかけた。そうしたら2人の間に座らせてくれて、電車が来るまで3人でおしゃべりを。
おかげで待ち時間退屈せずにすんだ。
時間通りに着いて「ジャージーボーイズ」観劇。
筋も全然知らずに見たんだけど、ああいうお話だったんだ。
歌がたくさんで、しかもみんな上手くて、聞きごたえ十分。
唯くんもああいう声出るんだね。
期待以上だったな。
カーテンコールではスタンディングでペンライト(買ってしまった)を振りながら盛り上がった。
ああいうの好き。
今日は1か月ぶりの東京だし、久々の日比谷なので、お昼ご飯何を食べようかと楽しみにしてたのにー。
ということで、このまま帰るのもなんかな、と「麻布茶房」で白玉クリームあんみつなど。
ともちんとも少しは話したかったし。
いつもより1本遅い特急で帰って来て、電車を降りたら朝一緒だったお姉さまの1人とバッタリ。
駅の駐車場に車を置いていたお姉さまが、ちょっと離れた私が車を置いた駐車場まで乗せて行ってくれた。
歩いても6,7分なので辞退したんだけど、雨降ってるし暗いしって。
その人も月に1回は東京に行っているらしいので、また会えるかも。
結局は、お昼を食べられなかった以外に実害はなかったんだけど(特急料金が290円余分にかかったけど)東武鉄道の対応の悪さに腹が立った出来事だった。
ただ、見知らぬ人たちと連帯感が生まれたよね。だからいいってわけじゃないけどね。