いろんな人と話してみて思うことがあります
普通に話せばいいのに
やたらと気を使った話し方をする人がいます
①本当に自分が言いたいことを
後回しにして、最初に前置きをしてから本題を話し始める
例えば
「こういうことがあってすごいしんどかったとは思うけど
私は○○だと思う」
これは
「あなたの気持ちはわかってるよ?←前置き
でも、あくまでも私は個人的にこう思うだけ」←自分の意思
と、いいたい感じ
前置きの言葉で誤解を避けるような強調をしておいて
そのうえで自分の意思をいうことで、相手を傷つけることを回避したい
②相手の言葉を節々に話(相手)を持ち上げようとする
例えば
相手が何か話していて
「あ、それ私もあります!←共感
それ●●ですよね~!←同意
だから○○さんすごいですよね~」←相手を持ち上げる
これは
相手に共感を示して自分も同意見です、私は敵意はありませんよ
相手をたたえて機嫌をよくして自分との親和性を高めようとしている
感じ
③自分の本音を言った後で相手を褒めまくる
例えば
「その話興味ない~←本音
さすが看護婦さん!←以下フォローエンドレス
優しいですよね~
だから○○さんのこと好きになったんですけどね
私の心配までしてくれるんだから
直属の上司よりも本当の上司みたい…」
これは
自分が言った本音に対し
相手が嫌な気分になったかもしれないと思って
一生懸命相手を褒めて持ち上げてなんとか帳消しにしようと必死な感じ
普段の自分の身の回りにこんな話し方する人いませんか?
言葉の裏に隠されたその人の別の感情とか
別の思惑が感じ取られますよね
普通だったら
自分の意思をストレートに言えばいいし
気分を害したかなと思えば「ごめんね」って謝ればいい
だけど
こういう人たちはいままで
人と話して嫌な思いをした経験があるんだと思うんですね
その結果、言葉に工夫を張り巡らして
保険を掛けるような話し方をするようになったんだと思います
はたからしてみたらうっとうしい話し方ではあります
話していてちょっと煩わしく感じます
特に①は意外と私もよく使っている話し方でもあります
勘違いもあるけど、相手が感情的になられる場面が多いんでしょうね
日本語はあまり普段主語を言わずに
目的だけを言うことがあるので
自分の言う内容が相手に誤解を与えやすい
といういのも原因の一つだと思います
○○が(主語:誰が?)何を(目的語、修飾語)○○に どうする?どう感じている?(述語)
もう少し伝わりやすい丁寧な日本語(文章)を話してみるように心がけることも
一つの工夫でもありますね