更新ができなくて申し訳ありません。
現在作成中の『Ib』の二次創作小説(SS)ですが、
私の勤めている会社で棚卸の準備が始まり
ネタを考えても纏める時間がない状態です。
なので6月中は恐らく更新できないと思います。
7月に入ったら棚卸も終わり
ネタを纏める時間もできますので
頑張って投稿していきたいと思います。
宜しくお願いします。
更新ができなくて申し訳ありません。
現在作成中の『Ib』の二次創作小説(SS)ですが、
私の勤めている会社で棚卸の準備が始まり
ネタを考えても纏める時間がない状態です。
なので6月中は恐らく更新できないと思います。
7月に入ったら棚卸も終わり
ネタを纏める時間もできますので
頑張って投稿していきたいと思います。
宜しくお願いします。
※注意事項※
この作品は・モノクロミュージアム・様の作成された
フリーのホラーゲーム『Ib』の二次創作小説です。
二次創作が嫌いな方や原作以外は認めないという方には
あまり閲覧をオススメできません。
また、今回の作品は原作のストーリーに沿って
製作いたしましたので、多少のネタバレ要素を
含んでいる恐れがあります。
以上の注意事項を読んだ上で問題のない方は
どうぞお楽しみください。
・モノクロミュージアム・様
http://kouri.kuchinawa.com/index.html
※動画投稿・二次創作等に関して※
http://kouri.kuchinawa.com/rule.html
ep1 ~美術館~
昼下がりの灰色の空の下……
イヴは両親に連れられ 美術館へ向かっていた
母「忘れ物 ないわよね? イヴ」
イヴ「大丈夫だよ」
母「そうだ ハンカチは持ってきた?
ほら 誕生日にあげたやつ」
イヴ「持ってきた」
母「そう もうすぐ着くからね」
車に揺られること数十分
イヴ達を乗せた車は美術館へとたどり着いた
母「さぁ 着いたわよ
……イヴは美術館 初めてよね?」
イヴ「うん」
母「今日観にきたのは『ゲルテナ』っていう人の展覧会で
絵のほかにも 彫刻とか……
色々と面白い作品があるらしいから
きっとイヴでも楽しめると思うわ」
父「受付 済ませてしまおうか」
母「そうね あとパンフレットも貰いましょう」
両親が受付をしている間 イヴは退屈でしかたがなかった
イヴ「お母さん」
母「なにイヴ?」
イヴ「先に観てきてもいい?」
母「もー イヴったら…… 仕方ないわね
いい? 美術館の中では静かにしてなきゃダメよ?
…ま アナタなら心配ないと思うけど
他の人の迷惑にならないようにね」
イヴ「わかった」
そういうとイヴは展示品を観に向かった
受付をまっすぐ行ったところに
床に描かれた大きな絵画があった
イヴ「深海の… なんて読むんだろ?」
一人で美術館を回ってみたはいいものの
作品のタイトルの漢字が難しく
イヴにはちゃんと読むことができなかった
イヴ「やっぱりお父さんとお母さんを
待ってた方がよかったかも……」
1階の展示を一通り見て回り
最初の床に描かれた絵画の場所まで戻ってきた
母「あらイヴ こんなところにいたのね
探したわよ」
声のする方を見てみると 父と母の姿があった
父「どうだい 『ゲルテナ』の展覧会は?」
イヴ「漢字が難しいから読めない……」
父「ははは そうかい」
率直な感想を述べると 父は笑っていた
父「そうだイヴ 2階には行ってみたかい?」
イヴ「ううん まだ行ってない」
父「2階は 絵以外の作品も多いみたいだよ」
イヴ「見に行ってくる」
そう言ってイヴは2階へ向かった
2階には父の言っていた通り 絵以外の作品もあった
首のない石像にカラフルな樹 刃物の刺さった玉……
相変わらず作品のタイトルは読めないが
いくつか読めるものもあった
展示品を見ながら更に奥に進んでいくと
一枚の巨大な絵画を発見した
イヴ「……の世界…
やっぱり難しくて読めない……」
イヴがその絵画を眺めていると
急に照明が点滅し始めた
イヴ「…………?」
照明が点滅するのは 別に珍しいことではないのだが
急に周りが静かになったような気がした
イヴ(なんだろう 急に静かになった気がする……)
気になって周りを確認しにいってみたが
さっきまでいた人の姿が見当たらない……
1階に降りてみると照明も完全に落ちてしまった
イヴ「な…なに……」
急な出来事に歩みを止めるが
ジッとしていても仕方がないので更に探索を続ける
イヴ「だれもいない……
みんなどこにいったんだろ?」
美術館中を探してみたが人っ子一人見当たらず
外に出ようとしても ドアノブはピクリとも動かない
さらにイヴの不安を煽るかのように
様々な怪奇現象が襲いかかる
イヴ「もうやだ… お父さん… お母さん…」
泣きべそをかきながら歩いていると
いつの間にか あの巨大な絵画の前まで戻ってきていた
イヴ「ぐすん…」
よく見てみると 額縁の裏から
青い液体が流れ出していた
イヴ(なんだろコレ… さっききた時に
こんなのあったっけ?)
少し気になり その液体に手を伸ばしてみると
その液体は文字に変わっていった
“したに おいでよ イヴ
ひみつのばしょ おしえてあげる”
イヴ「した? ひみつのばしょ?
……1階に行けばいいの?」
行く当てもないないのでイヴはその文字に従って
1階へと向かった
美術館内は相変わらず人の気配はなく
イヴの足跡だけが大きく木霊する
1階にたどり着き あたりを見渡してみる
するとどこからか声が聞こえてきた
????「こっちだよ イヴ……」
イヴ「だれかいるの?」
イヴの問いかけに 返事は返ってこない
????「ほら こっち……」
自分を呼ぶ声を頼りに進んでいくと
床に描かれた絵画の前まできた
よく見ると柵の一部がなくなっており
誰のか分からない足跡がひとつあった
イヴ「…………」
声の正体がきになり イヴはその絵画に手を伸ばした
To Be Continued…
挨拶から少し空きましたが製作予定の報告です。
記念すべき一作目は・モノクロミュージアム・様が製作されたフリーのホラーゲーム、『Ib』の二次創作小説(SS)を書いていきたいと思います。
ゲームを実際にプレイしながら書いていくのでどんなペースで投稿できるか分かりませんが宜しくお願いします。
この小説(SS)は・モノクロミュージアム・様の※動画投稿・二次創作等に関して※(下記リンク参照)を確認した上で作成しています。
http://kouri.kuchinawa.com/rule.html
・モノクロミュージアム・様
http://kouri.kuchinawa.com/index.html