昨日、子どもたちに、
「勉強も運動も頑張ったほうがいいよ」
という言葉をかけたとき、ふと振り返って思ったことがあります。
この言葉は、子どものことを想うからこそ出てきた言葉でした。
将来、困ってほしくない。
できるだけ苦労してほしくない。
そんな気持ちから出た言葉でした。
けれど、もしも結果が思うように出なかったときに、
「僕はダメなんだ」
と思わせてしまうのではないだろうかと、
そんな不安が頭をよぎりました。
私はこれまで、たくさんの挫折や失敗を経験してきました。
できれば、子どもたちには同じ思いをしてほしくない。
そう思う一方で、あの出来事があったからこそ、今の自分があるとも感じています。
「結果」だけにとらわれてしまうと、人や出来事を良いか悪いかだけで判断してしまいます。
昔の私は、そのような見方をしていて、とても苦しかったことを覚えています。
今は少し違います。
すべての出来事は、完璧な流れの中にある一部なのかもしれない、と思えるようになりました。
そう考えられるようになってからは、人にも自分にも、優しい心を持てるようになった気がします。
だからこそ、本当に子どもたちに伝えたかった言葉は、「頑張ったほうがいいよ」ではなく、
「何があっても大丈夫だからね」
という言葉だったのかもしれません。
うまくいっても、いかなくても大丈夫。
失敗だと思うようなことがあっても、たとえどんなに苦しい逆境が訪れたとしても大丈夫。
人生の中では、辛い経験や苦しい経験をすることもあると思います。
それでも、どのような道を辿ったとしても、すべての人は大切な存在なのだと、そう思える心でありたいと思います。
そして、そういう心で受け止めることが、子どもにとっても一番安心できることなのかもしれません。
子どもにも、周りにいる人たちにも、自分自身にも、
「何があっても大丈夫だよ」と、
そう言える人でありたいと思いました。