二日目の朝から 江差・松前線踏破の後、13:40函館へ戻りました…  函館本線の乗り換え列車は!?

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ちょうど13:50着の 青函連絡船に合わせて 接続列車が何本か出ています。早いのから順に、急行すずらん2

号旭川行、急行ニセコ3号札幌行、普通列車札幌行となりますが、やはり ここでは 巨大な旅客機C62が牽引

する客車急行ニセコに乗ろうということで。しかし、14時すぎの函館駅のホームに立てば SL好きにはたまらない

光景だったことでしょう。これらの接続列車のうち 蒸気機関車が牽引する客車列車…この道内時刻表だと、イ

ラストのマークが付いているので 一目でわかりますが。最初に発車する すずらん2号こそディーゼルですが

、ニセコ3号と 普通125列車札幌行は蒸気機関車牽引。しかも、お盆の三日間だと その間に 臨時急行すずら

ん3号室蘭行も同じく蒸気機関車牽引となっており、札幌へ向けて ズラリと煙を上げたSLが並ぶことに… これ

は見てみたかったですね。さぞかし、壮観だったでしょう。

というわけで、14:15発函館本線倶知安・小樽回り 急行ニセコ3号札幌行の自由席に乗ります。函館駅でのお約

束として 指定席やグリーン車は 駅舎や連絡船口に近く、自由席は札幌方の遠い先のほうになります。実際に

上陸した時も、自由席への着席を狙って 大きなリュックを背負ったままホームを駆けたのが懐かしいです。

この場合は、連絡船の到着より早くホームに立てるので 座席の確保は易しかったかもしれません。乗り込んで

からか、その前のホームに並びながらになるかわかりませんが、ここで腹ペコの身には みがきニシン弁当150

円也と 駅そば70円を両方購入、お茶20円もつけますか!!  遅い昼食にしたいと思います。

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で、函館を出た ニセコ3号は単機のまま二時間ひた走り、長万部で6分停車の間に もう一両のC62を連結して

、重連となって 上目名・ニセコ山麓へ挑んでいきます。ここでは たっぷりとSLを堪能したいところです。恐らく

夕暮れの空に 壮大な羊蹄山、ニセコ連峰の姿が拝めることでしょう。そして、このまま札幌まで乗りとおすのも

よいのですが、小沢から分岐する 岩内線に接続がピッタリなので 寄り道することにします。

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倶知安から見ると かなり小さな乗換え駅ですが、キハ22の二両編成が待っているはず。およそ五分の乗換え

で 岩内行935Dの人となります。二十分ちょっとで 海辺の町岩内に到着、六分後に折り返し938Dで そのまま

小沢へ戻ることに。寿司屋の町というのを知ったのはたいぶ後のこと、当時はそれほど話題になっていなかった

でしょう。そして小沢に着くと、函館本線では 網走行普通123列車がまもなく到着するところ。この列車もSL牽引

で、函館発車が12:28。先の 急行ニセコ3号には 長万部の手前の国縫で追い抜かれていました。網走行きと

言っても、普通なのは札幌までで 札幌~北見間は 急行大雪6号となり、最後はまた普通列車に戻って 網走

に着くという めまぐるしく変化を見せます。国鉄時代の 列車運用の妙と言いましょうか。

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次回 載せますが、編成表によると 札幌までの函館本線でも 客貨車の入り繰りがあるのです。小沢へ来る時

には、荷物と郵便車一両ずつに 普通車の客車六両(うち 一両は倶知安で増結)の 八両のはず。座れるかどう

かはわかりませんが、釜の後ろ 先頭の倶知安増結車に乗ることにします。ついでに 名物トンネル餅100円も

ぜひ買っておいてお腹のたしにしたいところです。忘れちゃいけないのは、普通列車なので 一駅ずつ発車の汽

笛を聞きつつ 札幌までの 旅となります。となれば、このまま 網走へ夜行で行ってしまおうかな(笑)                                                                       つづく