機動戦士ガンダム 水星の魔女 7話感想
爆弾要素が次々と盛り込まれて人間関係の泥沼化加速必至という意味でとても面白い展開に 冒頭ミオリネの「 勝手に干渉して勝手に心配して何が楽しいんだか 」の一言によって誰が何を想って干渉しているのか何を心配しているのか、に視聴者の関心を集め色々と妄想膨らませられる不安要素を散りばめながら親子の繋がりの歪さや異様さを浮き彫りにしていく展開がスリリングで良かった 特に、娘であるスレッタに対して「スレッタ母は本当に愛情を向けているのか」かなり疑問を持たせるような描写が多かったのが、印象的で最後、あっさりとエアリアルがガンダムであることを明かす場面含め興味関心がスレッタに本当に向いているのかすら訝しく思うような一幕が、7話引きだったのは象徴的だったように感じられました そして対称的だったのが、ミオリネとデリング両者ともに、高圧的で相手の意見を聞かないところとか、親子ソックリだけど一方でただ冷たく接し駒として利用しているだけではなく何か考えがあって、それなりに相手のことを想って動いていそう、という点でデリング→ミオリネ、ミオリネ→スレッタの関係というのは実はリンクしていた、というストーリーに今後なっていくのでは、と夢想しています ここまで親子関係にばかり注目してきましたが他のキャラもなかなかきな臭くなってきてw個人的に心躍っています ただの優しい人ではなかった、裏の顔をもつニカさんそのニカと裏取引を匂わせるような会話をして幼馴染ミオリネの人としての成長を「残念」と口走るシャディク この辺りの裏で蠢く策謀(ミスリードの可能性もありますが、まあ戦争もののガンダムですし普通に策謀でしょう)にも今後注目していきたいですね あと、なんといっても株式会社ガンダム設立!!宣言これには度肝を抜かれました なるほど、 経営戦略科設定がこういう形で活きてくるんですねパイロットでないミオリネとスレッタの関係はやはり異質で婚約も、デリングの束縛から逃れるための仮初めかつ確かでないものという位置づけだったのでここから更に関係を深めていく導線をどう描くのか疑問でしたがこれで運命共同体となり、同時に地獄への扉が開くとこの展開は本当に巧いと思いました このガンダムプロジェクトによってエアリアルが抱える人道的に著しく問題と思われる部分にスレッタとミオリネが共に立ち向かっていく展開となり立場は違えど強いバディ関係へと昇華したことで今後の展開の予想がますます楽しくなりました まさに乗りかかった舟で知らず知らずのうちにヤバイ問題をたんまり抱え込んだまま発進することになった艦長的なポジにミオリネが収まったわけで「ベンチャー投資を募り起業」という話運びでやってのけたのがなんとも現代的で面白いと思いました さて、8話で親子関係は?地球寮との関係は?7話で一度も登場しなかったグエル君はどうなっていくのか次の日曜日が待ち遠しですね おわり