肥満が何故起こるのか?
その原因と理由や肥満によって生じる
人体へのリスクを知り
健康的な身体づくりの為の基礎知識を
考えて身につけましょう。

【肥満の概念】
(肥満の現状)
現在家機材発展に伴い先進国を中心に
「肥満者」が増加しています。
日本でも1970年代と比べて摂取カロリーが減少しているにも関わらず
肥満の割合は増えています。
デスクワーク中心となったことで
身体を動かす機会が減ったことや
食生活の乱れ等がこの肥満増加に
拍車を掛けていると言われています。
特に男性の肥満が増加しており
生活習慣病の増加にも繋がっています。
増加傾向にあった肥満人口は
近年では減少傾向にあるものの
食生活や生活が変化し続ける事に
変わりはありません。
ダイエットを行う上で最も大切なのは
「健康」であることです。
誤った情報に基づいたダイエットが
原因となって
拒食症
過食症
健康に害を及ぼす恐れがあります。
適切な食生活と適度な運動が健康には
欠かせない要素であることを念頭に置いて
ダイエットに臨みましょう。
ダイエットは健康第一!
バランスの良い食事と適度な運動が基本!

(肥満の判定)
「肥満」とは体重の数値が高い事ではなく
体脂肪率が適正範囲のり高い事を指します
基礎代謝で要するエネルギーと
食事等で摂取するエネルギーのバランスが
取れておらず余分なエネルギーが
体脂肪となって過剰に身体に
蓄積された事を言います。
肥満の判定基準にはBMIの数値が
用いられます。日本人の場合はBMIが
25を超えると生活習慣病のリスクが増加すると言われています。
注意したいのは筋肉量や骨の質量が
多い人はBMIで肥満と判定される
場合があることです。
体脂肪率は低く算出されるはずなので
BMIと体脂肪率を照らし合わせて
みましょう。体重自体は適正範囲でも
体脂肪率が高い「隠れ肥満」も
BMIだけでは判定できません。
肥満の判定にはBMI数値を算出した上で
体脂肪率と合わせて判断すると
良いですね。

【肥満のタイプ】
(洋ナシ型(下半身肥満型·
          皮下脂肪蓄積型))
下半身主に大腿部や臀部に
脂肪が付くタイプの肥満体型の事です。
見た目が洋ナシに似ている事から
このように呼ばれています。
女性に多く見られる太り方で
洋ナシ型肥満の場合内臓脂肪より
皮下脂肪が蓄積されることが
多いのが特徴です。
洋ナシ型は大腿部や臀部に脂肪が
蓄積しやすく女性に多い肥満体型です。

(りんご型(上半身肥満型·
              内臓脂肪蓄積型))
上半身、主に腹部の周りに
脂肪が付くタイプの肥満体型の事です。
見た目がりんごに似ている事から
このように呼ばれています。
男性に多く見られる太り方で
りんご型肥満の場合内臓脂肪が
蓄積されていることが多いのが特徴です。
内臓脂肪は生活習慣病の原因に
なりやすいため注意が必要ですが
皮下脂肪に比べて内臓脂肪の方が
運動や食生活の改善によって
減少されやすい脂肪です。
りんご型は主に腹部(内臓)に脂肪が
蓄積し生活習慣病のリスクが高く
男性に多い肥満体型です。

(隠れ肥満とは)
たいしや体型によっては判断出来ない
BMIの数値では正常を示しながらも
内臓脂肪が多く蓄積されている
肥満のことを指します。
見た目には太っているようには
見えない事が多いため
身長や体重で算出される
BMI数値だけではなく
体脂肪率も計測してチェックしましょう
体脂肪率の適正範囲
成人男性
体脂肪の割合が体重の15〜20%
成人女性
体脂肪。割合が体重の20〜25%

(何故中年期は太りやすいのか)
人間の消費エネルギーは
基礎代謝と活動代謝の合計です。
生命を維持するために必要な
最低限のエネルギー消費である基礎代謝は
1日のエネルギー消費の約6割を
占めていると言われています。
立ったり歩いたりする時に
消費されるエネルギーは活動代謝と呼ばれ
この2つのエネルギーによって
身体の脂肪は消費されています。
基礎代謝は加齢とともに筋肉量が減少するに伴って低下していきます。
活動代謝は普段の活動量によって
左右されるもののこちらも
加齢に伴い低下する傾向があるため
総じて身体における消費エネルギー量が
摂取エネルギー量よりも
低くなりがちになります。
中年期40歳前後からは一般的に
20代30代と比べて脂肪が
蓄積しやすくなります。
慢性的な運動不足だけではなくは
若い頃の生活習慣·食生活を続ける事で
脂肪が過剰に蓄積される年齢であるため
「中年期は太りやすい」と言われるのです
中年期になると基礎代謝と活動量が
低下するため太りやすくなる。
長くなってしまいましたので
前編後編で分けますね。
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