親戚の結婚式。


9月18日


あたしは今日この日、親戚の結婚式に来た。

色々年末には遊んでもらっていたっけ 

とか考えていたりするあたし。 

指輪を渡す役に選ばれたあたしと、親戚の小さな女の子。

この子もよく年末には一緒に遊んでいたりする。

あーあ、早く結婚式終わってくれないかなぁとかその時は思ってた。


誓いのキスが終わって、食事をする場に親戚一同が向かった。


あたしも、結婚式は何度か行ったけれど、記憶に残ってるのはこれだけ。


あたしの面白かったなとか思うところは

誓いのキスをした時の周りの反応が

ワァァァァ!とか騒ぎ立てたもんで、少しあたしも

嬉しくなったりおもしろくなったところ。


ちょっと前のことを振り返ってたら、あたしは運ばれた食事に目をやる。


そうすると、あたしはある場所に気がついた。

スタッフさんがいるところ。

スタッフルームとでも言おう、あたしはそこでまたあることに気がついた。

黒髪で髪を後ろで結んだ男の人、マスクで見えないけれど、顔が整っているのだろう。

そう思った。

あたしはまだ10代前半なんだけれども、恋しちゃったみたいね。

あーあ、最悪だわもう。

あたし、恋してる男の子いてその子もあたしのこと大好きなのになあ。

一瞬気持ちが揺らいだ気がした。

食事をするときも、その人のことで頭がいっぱいに

なった。

まさかの数回目の恋が二十代前半くらいの男の人だなんて、思いもしなかった。

ほんとーにあたし、一目惚れみたいの。

しちゃったよ。


食事を終えると、もうあの人に会えなくなると悲しくなった。

ここであたしは、後悔に襲われた。

襲われたと言ってもまあそりゃ自業自得ね。

あたしは心の中でけらけらと自分を自分で嘲笑いながら、恋をしている男の子のことを考えた。

あぁ、これはちょっと参った。


だって、好きな人が変わってしまうのが怖いから。

あたしは勿論あの子のことが大好きだけど、一瞬でも気持ちが揺らいだ自分を嫌いになった。

そーいえば、あたし指輪をどうやって渡すか説明してくださった女性にも

恋心みたいな感情、抱いたんだっけ。 

あたしはもうこの日は好きな男の子を友情か愛情かで見れなかったっけ。

まあ今はもうその子しか好きにならないと思うんだけれど。

今でもこの出来事には心を病むことだとは思ってる

もう、あたしってなんだっけなぁ。

そう思いながら、今日もあの子と話すのを楽しみにしてる。