オリオン座流星群を見に行こうよ♪<特設ブログ>2010年10月6日-がチャンス

オリオン座流星群を見に行こうよ♪<特設ブログ>2010年10月6日-がチャンス

2010年で最後。次に活動が活発化するのは70年後!今年は見やすい流星群ではないので、ちゃんと観測出来るためのポイントを紹介します!

Amebaでブログを始めよう!

まず、「オリオン座流星群」とは?

オリオン座流星群(オリオンざりゅうせいぐん)は明るい流星群のひとつで、毎年10月19日から23日の間に東の空で見られる。オリオン座の中でふたご座との境界付近に放射点がある。母天体はハレー彗星で約3000年前のハレー彗星の塵による。5月に見られるみずがめ座エータ流星群もハレー彗星を母彗星とする。比較的速度が速いため明るい流星が多くみられる。 これまでは中規模流星群であったが、2006年に突然活動が活発化し1時間に50個以上も観察できるようになった。これは2010年まで続くと見られており、次に活動が活発化するのは70年後といわれている。 活動期間は10月2日から11月7日だが、例年10月21日前後に最も活発(極大)し、最も観測し易くなってる。 ただ2010年の極大期は満月なので、月明かりが原因で非常に見づらくなる為、数は少ないが10月6日から10月11日の新月の間が最も安定して観測できるといわれている。



他にも流星群はありますが、オリオン座は最もポピュラーな星座のひとつ星空
星に詳しくなくとも、どんな星座かご存知の方は多いのではないでしょうか?


次回は70年後…
とりあえずこのブログを見て頂いている方にとっては、最後のチャンスではないでしょうか?


ただ、今年は最後だと言うのに、流星のピークを迎える日(10月19日から23日)がなんと「満月」…
月明かりでほとんど見れません。


これは以前から分かっていた事ですが、せっかく星が流れているのにどうにか見たい!という方も多いはず。


結論から言えば、2010年は流星のピークを避けて、
10月6日(水)~8日(金)の新月の期間に見るのが最適!
(詳しくは考察で検証しています2010年10月6日)

活動期間の始まりで流星は少ないと思われますが、ピークに観測しに行って、見れないのなら言語道断。
以下のポイントを熟知して、少ない流星をいかに効率よく確実に見れるか!が勝負の分かれ道ですね。


ポイント1
基本中の基本ですが、「街明かりのない場所」で観測するのが鉄則です。
(おすすめの観測場所を紹介しています)

ポイント2
地平線が見える東の空を観測しよう

ポイント3
真夜中から明け方に集中しよう!

ポイント4
我慢が肝要
1に忍耐、2に忍耐。頻度のピークは突然やってくる!


<観測時期の考察>
なぜ2010年のオリオン座流星群のおすすめ観測期間が10月6日(水)~8日(金)なのか?

例年10月21日前後に最も活発(極大)になります。当然この時が一番見やすいはずです。


昨年はこの時期が新月だったので、絶好の観測期間でした。

ですが、2010年は残念ながらこの時期は満月です。月明かりが邪魔をして、大変見づらくなってしまいます。
上でも書きましたが、活動期間の始まりでピークより流星は少ないと思われますが、10月6日(水)~8日(金)の新月の期間を狙い撃ち!です!


街明かりのない場所、そして天気に恵まれれば十分に流星群を楽しめます。

天気の予報は私では難しいですが、過去30年間のお天気データを元に予想を立てたいと思います。


10/1(金)下弦の月 天気の傾向は「雨」
10/2(土)オリオン座流星群の活動開始 天気の傾向は「晴」
10/3(日)天気の傾向は「晴」
10/4(月)天気の傾向は「晴」
10/5(火)天気の傾向は「曇」
10/6(水)天気の傾向は「雨」
10/7(木)天気の傾向は「雨」
10/8(金)新月 天気の傾向は「雨」
10/9(土)天気の傾向は「雨」

※引用
http://weather.goo.ne.jp/appearance_ratio/p0018/10.html


ご覧の通り10/8(金)のド新月の日は雨が多いです。
そうすると10/4(月)といきたいところですが、活動期間が始まったばかりで、数に不安です。
そこで安定してくる10/6(水)、お天気に恵まれれば8日(金)までというのがベストなんではないかと。

国立天文台の方もこの期間が妥当とおっしゃられていました。


何とか見たい!という方はぜひ10/6(水)から観測へお出かけ下さい。


<オリオン座流星群の探し方>
オリオン座流星群の放射点は、オリオン座の中で、隣にあるふたご座との境界付近にありますが、放射点のある方向だけに流星が出現するわけではなく、流星は夜空のどこにでも現れます。放射点近くに出現する流星は、こちらに向かって飛んでいるために短い軌跡の流星が多く、一方、放射点から離れた方向では、流星の軌跡を横から見ることになるために、長い軌跡の流星が多く観察されます。

ですから、放射点の方向にはあまりこだわらず、できるだけ空が広く見渡せる場所を選んで、空の広い範囲に注意を向けるようにしましょう。空をより広く見渡しているほうが、より多くの流星を捉える可能性が高くなります。

図は、10月21日前後の0時(真夜中)頃の、東の方角の星空を示しています。
星は日周運動によって動いています。0時よりも何時間も前や、0時から何時間も経つと、星の見える位置がこの図とは違いますのでご注意ください。(見る場所による差はあまりありませんので、東京以外でもこの図を利用できます。)

※引用
http://www.nao.ac.jp/phenomena/20091019/



オリオン座流星群を見に行こうよ♪<特設ブログ>