こんばんわに、

「グワシMKT」です。
今年もいよいよ夏本番ですね。神奈川県内では、逗子でいち早く海開きしたようです。

ワタクシ、実はトライアスロンの大会などにもでておりまして、逗子の海開きからさかのぼる事2週間前、一足先に海で泳いでまいりました。まだちょい水は冷たかったですが、ぼちぼちイイ感じになっているコトでしょう。

それでは、今回のお題。

問題

「座◯転がし」◯に入る文字は何でしょう？

正解は「座(頭)転がし」です。「禅」ではありません．．．．。

「座頭転がしって何ぞや？」と思っている方がほとんどだと思います。「座頭転がし」とは厚木市戸室にある坂の名前です。その昔、飯山を抜けて厚木の町に材木を運ぶために使われていた、「宮ヶ瀬道」またの名を「丹沢山道」と呼ばれる道にあります。現在は閑静な住宅街を通る、キレイに舗装された道ですが、以前は草木の生い茂る鬱蒼としたそれは恐ろしげな所だったそうです。

ここでちょっと話題を変えて、みなさん映画「座頭市」を覚えていらっしゃいますか？ワタクシを初め、沙悟浄(35上 = over 35歳！)な方々なら勝新太郎のイメージですが、最近の方なら北野武もしくはSMAPのシンゴちゃんのイメージかもしれません。その主人公「市」は盲目の刺客。そう、「座頭」とは「盲目」のことです。

それでは、話を「座頭転がし」に戻します。その坂の名前の由来ですが、文字通り「座頭(盲目の人)」を坂の上から突き落としたとか、奇形で生まれてきた赤子を坂の下に突き落としたとかいう恐ろしい言い伝えが残っています。

豊かになった今の時代ではありえないコトですが、まだまだ貧しかった時代には自分たちが生きるためには仕方のなかったことかもしれません．．．。改めて、今の時代に生まれたことを感謝。

おまけ
「座頭転がし」を下ってちょっとの所にある、用水路前の看板。恐ろしすぎて絶対入れません．．．．。

というわけで、夏に合わせてちょい恐ろしげなお話でした。それでは、今回はこの辺で。さよなら、さよなら、さよなら～。

座◯転がし．．．．