喧嘩するほど仲が良い、とはうまく言ったもんです。
まさに、我々兄弟がこの通りになってしまったんですから。
小学1年生の頃。
俺「誰だ!俺のプリンを食べた奴は!」
弟「俺だけど?」
俺「なんで!俺の食ったんだよ!!またかよ!!!」
弟「名前書いてなかったから。」
俺「おまえなー!」
弟「なんだよ!!」
小さい頃は二人して良く喧嘩したもんです。
たかがプリンに何度も何度も。
4コマの[大乱闘ヨウタブラザーズ]を読んでいただければ、
プリンによる喧嘩のお話がありますが、
今もし、間違えてプリンを食べてしまったとしたら、
こうなることでしょう。
俺「あ、プリンがない。」
弟「俺が食った。すまん。」
俺「いいよ。隣のコンビニ行って買ってくりゃいいし。
ついでになんか欲しいもんあったらリクエストどうぞ。」
弟「そうか。じゃあ、ライフガード頼む。」
俺「わかった。」
プリン如きでは喧嘩などせず、
むしろ「ついでに…」という発想になるでしょう。
小さいころの喧嘩が嘘のよう。この年になると、喧嘩はしませんね。
しかも喧嘩うんぬんではなく、
二人協力して漫画電子出版をやろうと計画しているのだから、
色々な人にビックリされます。
俺「漫画電子出版をやろうと思います。あ~だこ~だ~。」
近所の人「へぇ~凄いね。難しいそうじゃない?」
俺「漫画電子出版をやろうと思います。あ~だこ~だ~。」
父親「良くわからん。まぁ頑張ってみろ。」
俺「漫画電子出版をやろうと思います。あ~だこ~だ~。」
友達「へーいいと思うよ。(棒読み)」
人によって反応はそれぞれですが、
他人に自分の夢を告白することには大きな意味があります。
それは他人からの肯定を求めているのではなく、
「俺は他人にこう言ってしまったんだから、
言ってしまったことは成し遂げなければならない!」
という一種の自らへの脅迫になるんです。
自らへの脅迫は、
当然、自分を追い込みます。
そして、自分への脅迫の内容を成し遂げなければ、
恐ろしいバッシングとなって今後、自分に襲い掛かるのです。
だからこそ、必死になって成し遂げようと俺は行動し始めます。
(※これを経営用語でコミットメントといいます。)
すると、自然に無駄な行動はしなくなってくるんです。
例えば、似たような漫画・小説は読まない。
娯楽にはあまりお金を使わない。
お金があるんだったら、ビジネス書とか、
ハウツー本、富豪のセミナー音声を聴くのにお金を使う。
そして、物事の本質を見抜く。
一度言った喫茶店へは極力いかないで、
新しい喫茶店に入る。
そこからビジネスの基本を学ぶ。
こういった行動は、単純に自分自身の経験値となり、
目標を実現できる可能性がグンっと上がるのです。
遊戯王のデッキっでも同じことが言えます。
もしエクゾディアを5枚揃えたい場合、
ひたすらドローしまくる必要があります。
ドローしてドローして、ドローして、
やっと、エクゾディアのパーツが5枚揃うわけです。
でも、このデッキはエクゾディアを揃えるために作ったデッキです。
だからドローしまくれるようなデッキの回転率を保てるわけですが、
これがただのビートダウンのデッキだったらどうでしょう?
BFとか、獣戦士ビートとか。
この中にエクゾディアのパーツを5枚投入して、
自分のライフが尽きる前にエクゾディアパーツを揃えて、
デュエルに勝利することができるでしょうか?
無理でしょう。
やることを1つに絞っていないデッキで勝てるほど遊戯王は甘くありません。
でも、この現象と全く一緒だと思うんですよ、人生も。
自分の人生で成すすべき事を1つ決めて、それに向かって行動しなければ、
うまくデッキ(人生)が回るわけがありません。
それは遊戯王ユーザーが一番理解できてることだと思います。
俺たち兄弟はそこをいつも理解しているからこそ、
夢に向かって勉強し続けられるのだと思うんです。
ライフを7900ポイント削ってでも、
エクゾディア5枚揃えて勝つという目標で、
デッキ(人生)を組んでいるからです。
目先のライフはどうでもいいです。
だっていずれ勝利することは決まっています。
ただただドローする(経験値を増やす)だけなんですから。
と、俺たち兄弟が喧嘩しなくなった理由は、
自分たちの個性を理解したうえで、
デッキ(人生)を組むようになったから、
無駄な喧嘩している暇ねえってことでした。笑
カードキングダムの池っち店長のこの動画から、
学ばせてもらった部分もあるんで載せときます。
こうやって若者に対して訴えかけるような企画、
俺は大好きです。
この記事について、疑問に思ったことがあったら、
コメントかメールでお願いします。