Blooms story

Blooms story

麻咲のオリキャラからなるオリジナル物語です
厨2くさいとこ多いです
小説とは言い難く
語彙力に乏しいため
ほとんど台詞から成り立ってます
それでもよければどうぞ

BloomersはNosegayになれるのか
その真意と答えは結末に
Amebaでブログを始めよう!
「…ょう…!」

…誰、だ…?

「…じょう…せん…!!」

誰だ…?

「…め、…せ!」

俺は複数人の叫び声に意識が戻る

目はまだ開かないが、

耳が誰かの声を聞き取り、

頭はそれが果たして誰の声なのか、

俺の今までの記憶をたどる

…が、その声が誰かはわからない

俺はその声の主を確認しようと

重いまぶたをようやく開けた

「…うっ。」

まぶしい光が差し込み、

思わず顔をゆがませる

「南城先輩!」

「南城!!」

「はいはい、まだ起こすには早いから!

見舞い人は大人しく…って、あれ。

南城くん、起きたの?」

「中島、先生…。ってことは、

ここは、保健…室。」

「南城先輩!

あたし、あたし…

何の役にも立てなくて…!!

本当にすみませんでした!」

のぞき込むようにして

目を潤ませた愛花が謝ってきた

「お前も俺の幻術にかけられたんだ。

お前のせいじゃない。」

本当はあのとき、

みんなに認めてもらいたくて

頭に血が上っていた俺は、

俺を抑制してくれるはずの愛花や獅崎、

先生達、全員に幻術をかけた

変なところで止められても

困ると思ったから

「それにしても……った!」

起きあがろうとすると頭に激痛が走った

「ほーら、君たちが無理に起こすから。

南城くん、まだ当分は

寝てなきゃだめだからね。

いくら一週間寝込んでいたとはいえ、

まだ完治はしてないんだから。」

「…いっ、一週間?!」

「そうだぜ、お前一週間、

保健室で寝込んでたんだ。

寮に運ぶにも

人を背負ってくには距離があるし、

お前の家はお前のことは知らねぇとか、

適当なこと言いやがるしよォ。」

やれやれ、と肩をすくめて

首を横に振る、桐谷翼

そうか…家に…、連絡したのか

ということは、

俺が力を暴走させてしまったことは、

一族にしれてしまったということか

「翼ったらね、

南城が倒れたんですけど!って

焦って電話したのはよかったんだけど

南城くんの家の人に、

うちは全員南城です。下の名前は?

って言われたのよ。フフッ。」

どーでもいいことを

おかしそうに笑って話す、

学級委員長の近藤あやめ

何がおかしいのか

まったくわからないうえ、

一族に能力暴走が

ばれてしまったことへの

苛立ちが沸々とわいていた俺だったのに

何故か、その笑顔には

少しだけ癒された

「まぁ、お前のことも南城家のことも、

代々南城家に仕えている

三波家の主に大方のことは聞いた。」

「三波の者に…?

あの忠誠心の高い三波からよく、

聞き出せたな。」

大体、由緒正しい家本に

代々仕える奴らは礼儀正しく義理深く、

決して折れない忠誠心をもつ

そんな奴らから、

よく主の内部事情など聞き出せたものだ

「南城家の家臣なら、

南城の名を語る者は放っておけまい。」

獅崎が静かに呟く

「…?」

「お前も縁切られてるとはいえ、

血筋的には立派な南城家の一員。

その事実は長く勤めてきた三波家が

一番よく知っている、ってわけだよ!」

翼が人なつっこい顔でそう説明する

「それで、南城くんの話だけでも!

って頼んだら

話を聞かせてもらえたのよ。」

ニコッと笑うあやめだが、

そんなことはプライバシーの侵害だ

「まぁ、そんな嫌な顔をするな。

勝手にお前のこと聞いたのは悪かった。

…だが、南城。

お前の知らない過去も…、

あるかもしれないぜ?」

ニヤッと不敵な笑みをこぼす氷室。

知らない、過去?…どう、いうこと、だ?