ダイソー商品だけで楽屋花を作る回 | かーぼんこぴー

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ダイソー商品だけで楽屋花を作る回

 

 

製作レポートです。

 

ダイソー商品だけで楽屋花を作ります。

 

きっかけは↓の動画。

オタク向けフラスタで知る方も多いハナノキさんのYoutubeチャンネルにて、100均の商品だけでミニフラスタを作る様子が投稿されています。

 

 

 

 

 

 

 

できそうなものは(できそうでなくても)試したくなってしまいがちな私はもうわくわくしながら、

 

「上手く作れればちょうど贈り先もあるな…!?」

 

と思い、イメージをフル稼働させながらダイソーへ。

 

 

 

贈った番組ですでにご紹介にあずかっているので、さきに完成品をご覧に入れましょう。

 

 

 
 
サイズは底面20cm四方以内、高さ25cm以内といったところ。
造花のため水もいらないので軽く、倒したり落としたりしても概ね問題ありません。
物理的な制作技術はあってもセンスは素人なのでデザインはご愛敬。
 
それでは材料と作り方について紹介していきます。
 
「製作レポート」を前提とせず、あとでもう一回作るためのメモ程度の写真しかないので、
一部商品の写真がなかったりしますがご了承ください。
 
購入したものや必要なものは一番最後にもう一度まとめます。
 
 
 
 

 

作ってみる

 

 

 
 
左上……①ステンレス製ゴミ取りネット
中央上…②ウッドメモスタンドセット
右上……③速乾スポンジ
左下……④ワイヤーPPバスケット
右下……⑤園芸吸水スポンジ
 
②メモスタンド 札を置くのはこれが手っ取り早そう、ととりあえず購入。
④バスケット 底面直径5cm程度。まずこれを発見してこれをベースにすることに決めました。
①、③、⑤は、④を手に取って回りながらサイズに合うものを拾いました。
見つけた時点で活用イメージはついていますが後ほど。

 

 

 

 
 
開封。⑤吸水スポンジは見立て通りバスケットの内径ピッタリでした。
(加工が楽なので大きい分には削れますが)
 
 
 
 
 
 
カップケーキのようなスポンジを取り出して横真っ二つにスライスしました。
これはテキトーです。厚さを減らして扱いやすくしました。
ちなみに普通のカッターでサクッと気持ちよく切れます。
 
 
緑色のスポンジケーキ君にメモスタンドを当て、メモスタンドの形に切り抜きます。
取付前の写真を撮り忘れていますがコの字形に切り抜いてメモスタンドの木材を嵌めています。
ちなみに、スポンジケーキ君があまりにもぴったりだったので接着剤は使用していません。
 
 
 
 
 
 
 
 
次に速乾スポンジを投入します。
上に載せるのですが、メモスタンドのワイヤーを避けるために半分くらいまで切れ込みを入れます。
 
 
 
 
 
 
 
バスケットより直径が大きいので、潰しながら突っ込みます。
メモスタンドのワイヤーを挟んでから、親指と中指を使って外側から均等に潰しつつ押し込みます。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
続いて異彩を放っていたゴミ取りネット君。
先ほどの写真ではわかりませんでしたがCGスペースアニメのワープホールみたいな形をしています。
これを逆さにかぶせます。
 
 
そのままだと例のごとくメモスタンドが邪魔するので、ある程度位置をイメージしたら金網を広げて、メモスタンドのクリップを通します。
 
 
 
 
 
 
 
こちらは固定します。
ケーブルをまとめたり袋をとじたりする金色のアレ。名前がわからんけど。ビニールタイ。
ここでは帯がクラフト紙のやつを使っていますが、ピカピカしたやつでも用途的には問題ありません。
 
 
クラフト紙タイプは目立たず、木工用ボンドでもくっつくので見つかればこれがオススメ。
商品外観を撮り忘れましたが一袋100本200本みたいな感じで入っています。
 
 
驚くなかれ、ここまで接着剤の類ゼロです。
 
 
 
 
 
 
 
名刺を挟んで角度のテスト。
言い忘れてましたが、多少仰角になるようワイヤーを押し曲げて癖をつけています。
 
 
 
 
 
 
image
 
 
葉っぱ。
取り付けはいろいろ試しましたが、角度調整の都合で1枚1枚に切り取りました。
白い速乾スポンジに枝をばしばし差していきます。(写真なし)
 
速乾スポンジ君が割と一筋縄ではいかない構造をしてるので、結構ぐりぐりしながら押し込みます。
これはこの後差す花も同様。
 
 
作品的な話をすると、今回はアジサイを使ったのでアジサイっぽい大きめの葉っぱを探しました。
 
 
 
 
 
 
 
下地になる葉っぱをガシガシ差し込んだら、メインのお花を差し込んでいきます。
すまない、写真がない。
 
 
とりあえず一輪一輪になるようにすべてバラします。この辺は最初のハナノキさんの動画を参考にしてください。
 
 
 
ここで注意ですが、(少なくともダイソーの)造花は枝の中に芯として針金が通っています。(切ってから気づきました)
そのため通常のハサミやカッターではダメです。必ずニッパーを使いましょう。もちろんダイソーで買えます。
 
 
 
 
お花の取り付けの話。
葉っぱと同様、スポンジの穴に差し込んでいきます。
 
異彩を放っていたワープホールもといゴミ取りネット君ですが、お花全体の形を丸くするための丘になってもらっていたのでした。
土台が半球なら盛り付けも半球に。この子のおかげで中心部に高さを出したり、角度を調節することが簡単になります。
 

バスケットの周辺部はそのままで大丈夫ですが、中心部は高さが必要なため、枝が長くないといけません。
 
カーネーションはそのままで大丈夫ですが、アジサイは一輪ごとにすると枝が短いので、義足を履かせます。
 
これはハナノキさんの動画のアイデアほぼそのままなのでまた動画をご参照ください。ハナノキさんでは竹串を使っていましたが、私は竹楊枝を使いました。この辺は必要な太さ・長さに応じて選ぶとよいです。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんやかんやで仮組み完成~!
(過程の写真がなくて本当にすまない)
(後ろに作業用ニコ生あるけど気にしない)
 
image
 
 
初めてなので一旦接着なしで枝を差し込んでみましたが、意外となんとかなっています。
ただ枝の差し込みが浅いところ触っただけで落ちてしまうので、やっぱり接着は必要です。
 
 
このあと一旦ばらしてから木工用ボンドで取り付けました。枝もスポンジもビニール系なので「接着」はできていないんですが、この段階ではグルーガンが入手できなかったので仕方なく。
 
 
軽くて強度はそこまで必要ないので、ある程度花の向きが固定できて、逆さにしても落ちなければ十分。
 
ということで枝と周りのスポンジまたは金網を取り囲んだ樹脂玉ができてしまえば事足りるので今回はボンドでOKということにしました。
 
 
 
 
 
このあとボンドが固まるのを待つ間にメッセージカード(これもダイソーに可愛いのがたくさんあります)を書き、ラッピング用の袋を買い、固まったら梱包して完成。最初の写真に戻る。
 
ここまでで1時間弱でした。
 
 
 
 
 
器用さもそんなに必要としないので、けっこう誰でも作れると思います。
造花ですので、収録放送のラジオ番組なんかには向いています。
 
 
「作り方記事」としては不十分ですが、製作レポートは以上になります。
 
この記事はいいのでハナノキさんの動画、ぜひ拡散してください。
 
 
 
 
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 材料・工具まとめ

 
 
【基礎】
・バスケット
・園芸吸水スポンジ(3個入り)
・速乾スポンジ
・ゴミ取りネット
コード止める針金のやつクラフトタイ(ビニールタイ)
・メッセージカード
計6点
 
【造花類】
・葉っぱ ×1
・アジサイ ×1
・カーネーション ×1
・ラベンダーみたいなやつ(名前忘れた) ×1
計4点
 
【包装類】
・ラッピング用透明ビニールバッグ
・緩衝材
計2点
 
合計12点、1,320円
 
ちなみに、道具類も全部ゼロからそろえると、
・カッターナイフ
・カッターマット(大事です)
・ニッパー(枝切りに必須
・接着剤(木工用ボンド、グルーガン+グルーガン用グルースティックetc.)
計4(~5)点、多くて550円!
 
合わせても1,870円、敷居はかなり低いと思います。
 
 
 
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さいごに
 
こんなお手軽感丸出しにしておいて言うのもなんですが、大事なのは気持ちです。
造花でも、100均でも、丁寧に作れば受け取ったひとは喜んでくれるでしょう。
 
 
というか、マジで贈るならできるだけお花屋さんに頼みましょう!
お花屋さんに頼めば気持ちを汲んだ上で素敵なものを作ってくれるので、余裕がある場合はその方が良いです。
 
 
まあ私自身「お花にお金かけても演者には一銭も入らないから無理するよりグッズ買った方がいい」という考えは持っているので、そこに悩むひとがお金をかけずにお花を贈る一つの手段としてのご紹介です。
 
この方法のメリットは、自己制作による安価、自由、短時間、という点なので、贈り物に際してそれが必要な時には有用ですが、あくまで予備手段に留めてください。
 
 
 
もちろん自分用とかなら今の話ナシです。ぜひ楽しんで作ってください。
ダイソー練り歩きながら「これはこうやって使えそう!」って考えるのはきっと楽しいです。
 
 
それでは。
 
 
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補足
ちなみにダイソーで唯一手に入らなかったものがあります………
 
 「梱包用ダンボール」

Google先生にお尋ねしたところ商品として無い訳ではないようなのですが、どのみち楽屋花が入るような立体的なサイズは無いようでした。

あと箱が立体的なのもあり送料が1,000円くらい(80サイズ)かかりました。