先輩が10月から完全拒食だったのですが熟考の末無理やり食べてもらいました

最近は目を閉じてじっとしていることも多かったのでちょっと考えた方がいいかなと

ツノガエルが活動を停止する理由としてまずは乾眠というのがあります

原生地での雨が少ない時期にコクーンという繭状の皮を作って水分を消費しないように活動停止に入るというもの

しかし今回の先輩はコクーンを作っていないし湿度も保っているのでこの線はなし

次に変温動物である両生類全般の特徴として体温低下による活動停止

いわゆる冬眠ですが水槽下にヒーターを設置し実際に用土も暖かいのを確認しているのでこれもなさそう

そうなると10月に季節の変わり目で気温の低下による拒食が起こりそのまま続いているくらいしか思いつかない

もともと食欲旺盛な個体ではないので餌くれーというアピールもしないんですよね

なんとなく食べるのが面倒になってそのまま弱ってきている感じ

何より目を閉じてじっとしているあたりにヤバさを感じる

というわけで水槽から取り出し ほぼ置物状態で脱皮もサボっているようだったのでそこのお世話から

こびりついている皮を取り除き口開けてもらうかと口元を探るとなんかおかしい

あれ?まだ皮がむける?

ほぼ全身の皮が少し厚めに向けました

見た感じ脱皮2回分くらいの感じ

そうかこれのせいで目も開かなかったのか


きれいになって目もぱっちり開いた

餌は相変わらず食べなかったので爪を使って隙間を開き小さめの練り餌を投入

ごっくんしてくれました


噛まれて血が出てしまった

歯があるわけではないのですが細かいノコギリ状の口をしてるんですよね

まぁ食べてくれたのは大きいのでこれくらいはなんてことないです


しかし体型はまだ未熟というか後輩と比べると明らかに痩せている

がんばって食べさせないと


水槽帰還後もごそごそ動いていました

今回のトラブルは脱皮不全ということでいいんでしょうかね

とりあえずの危機は脱したと見ていいのかな