お友達からチケットを頂いたので、新橋演舞場の平家女護嶋を観て来ました。感謝です。
実は團十郎さんのお母様希実子さんとは昔馴染みで、以前は成田屋ご贔屓倶楽部に入っていたのですが、先代が亡くなったころから疎遠になり10年位行って無かったのです。久しぶりなのでワクワクして行きました。
一幕見終わったところで「え!?」
團十郎の役は俊寛と言う島流しになって居る僧。写真のように終始ぼろぼろの衣装で、声の出し方も、私の知っているとうとうとした海老蔵声はなく年寄りでやつれた声でした。まるで別人です。
思えば私は海老蔵時代の若武者役しか観た事がないのです。天守物語の図書の助とか義経千本桜とか、信長とか。今回の一幕は、観ていなかった10年の年月を感じさせました。この10年は彼にとっても余りに沢山の出来事がありましたものね。
二幕以降も、また新しい團十郎の魅力をたっぷり魅せて貰いました。常盤御前では美しい女型を、実盛では2枚目を。以前にも女型を観たことがありましたが、遥かに艶やかで母性が溢れて居るように見えましたし、実盛はお父様の声色に似て来たように感じました。この芝居は團十郎の演じ分けで魅せる舞台なんだとつくづく感じました。10年の進化は素晴らしいです。
他の役者さんも市川右團次さんは言葉が聞きやすく存在感もたっぷり。
とても良かったと思うのは片岡孝太郎さんで、美しく、特に二幕目の幽霊のシーンはとても綺麗で私は大好きになりました。その他の役者さんもそれぞれとても素晴らしく踊りも印象に残りました。
最後になりましたが、ぼたんちゃんはもう立派な女優さんで別れのシーンは可憐で泣けました。新之助さんもこれからが楽しみです。副題名の恩愛麻絲央源平に麻央さんの文字が入って居ることから、見守って下さいと言う思いも有るのでしょう。
海老蔵時代の姿の美しい若武者がちょっと懐かしい気もしますが、團十郎さんの見事な演じ分けのお芝居を楽しむことができ大感激の舞台でした。
来月1日です。宜しくお願いします🙇




