5年ぶりにイタリアに行ってきました。

 

2020年2月1日に日本に帰って来て以来コロナ禍に入ってしまい行き来が出来なくなってしまったのです。

僅かな間なのに状況は変わりもう10年くらいたってしまった感じがします。

 

まず飛行機はITAが潰れ直行便が無くなってしまったので、ATAを利用しました。

羽田からローマまで14時間弱、ローマからミラノに乗り換えて待ち時間合わせて計16時間以上。遠いです。

以前は成田―ミラノで11時間40分位でした。ロシア上空が通れないため南回りになります。

疲れないようにと思いビジネスクラスを取りました。180度のリクライニングで広くて快適、食事も美味しいですが、途中ビデオが電源が切れ、リクライニングも壊れ、横になったままの姿勢で着陸。日本ではあり得ないことですが、これに慣れないとイタリアでは生活できないと自分に言い聞かせ(笑)

12月4日からANAの直行便が出るそうなので朗報です。ともあれ、国際便は普通マルペンサ空港に着くのですが、乗り換えなのでリナーテ空港に到着なのは嬉しいです。

 

今回宿泊したのが友人の息子さんが所有しているアパート。もともとは私はミラノに住居兼オフィスを持っていたのですが、コロナで行き来できず22年に引き払ったのです。それで彼が住んでいたところを貸して下さることになったのですが、洗剤や食器、電子レンジなどすべてそろっていて快適でした。友人などに有料で貸しているようですが、ホテルに泊まるより安いし、何より前の家と近いので、バールやマーケット、レストランなど良く知っているお店が多く助かりました。

 

 

街を歩いてみると、ミラノは建物を作り変えてはいけない法律なので街並みはほとんど変わっていませんが、バールなど、かなり変わっていました。ブランド店など大きな店は其のままですが、たった5年のコロナ禍で小さなお店が生き残って行くことは難しい事なのでしょう。いつも朝に行っていたお気に入りのバールも雰囲気が変わっていました。

イタリアでは朝のバールでご近所さんとお喋りしたり交流の場でもあるのですが、TikTokで近頃有名になってお店とかで若者が並んでいるようなお店もあり、昔のイタリアらしさが少しなくなりなんだか寂しい気がしました。

 

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また、行った時がハロウィンの時期でもあり(ハロウィンはアメリカのお祭りなのですが)子供が仮装している姿をよく見かけました。ドーモ広場で31日に盛大にハロウィンのイヴェントがあったようです。

 

ドォーモは何度見ても感動します。

 

トラムの中。デザインが一新されています。

 

さて、今回の旅で一番困ったのは乗り物です。以前は家も車もあったので、それを利用すれはどこでも行けたのですが、この街は車が無いとどうもいけません。街の中心までは車で行けば10分ほどなのですが、地下鉄を使うと3駅。

バスやトラムを使うと時間が読めず、いつ着くことやら。中央駅までも車では10分以下ですが、1時間は見ておかないと。自宅からタクシーを呼べばいいですが、駅から帰るときはタクシー乗り場も150人位の長打の列。タクシーを待つかバスを待つかの究極の選択ですが、家に帰りついたのは中央駅で降りてから1時間半後でした。

そんな時ローマのイタリア人と結婚した日本の女性のYOUTUBEを見つけました。

 

日本人は絶対にイタリアのバスには乗れない!というもので、理由として

①いつ来るか分からない②やっと来ても混んでいて乗れない場合もある③バス停で待っていてもアピールしないとバスが通り過ぎることがある④乗ってもスリが多く危険!

ということだそうです。本当に納得です。

 

到着時刻より40分も遅れて来たり、乗ったバスに妊婦さんのスリが居たり(!?)日本では考えられないことがあります。一度などは、乗っていたバスが急に止まり運転手さんが降りていくので、何かあったのかと思ったら、運転手さんが花屋さんで悠々と花を買っていました。今日の仕事が終わったら彼女にでも逢いに行くのでしょう。何かの記念日のかも知れません。

 

こんなところが微笑ましいと感じるようにならないと、イタリアは好きになれないかもしれません。