近頃観た映画の感想です。「教皇選挙・コンクラーベ」「パリ、タクシー」「美しい夏」「パルテノーペ・ナポリの宝石」「国宝」「ファンファーレ」「F1」「追憶」一貫性が無いのですが、ヴァイオレンスが嫌いなので平和な作品ばかりです。
まず「コンクラーベ」実際のコンクラーベの影響で大ヒットになったそうです。私は教皇が亡くなる前に観たのですがが文句なく面白く、最後まであっという間。勿論このお話はフィクションなのですが、最後に意外な事実が語られるところまで全編よくできた内容で、普段は入れない法王庁の内部まで見れて興味深かったです。ただ登場人物が全員高齢男性なので(笑)華やかな映画を見たい方にはお勧めしません。
「パリ、タクシー」とても良い映画でした。タクシーを頼んだ女性と運転手との心の交流を描いた作品です。予告で「TOKYO・タクシー」と言う映画の宣伝をしていましたが、これは場所を東京に移してのリメイクのようです。運転手役に木村拓哉さんタクシーに乗る高齢女性役に倍賞千恵子さんが演じるようですが、倍賞さんピッタリだと思います。パリ、タクシーで高齢女性役をリーヌ・ルノーが演じていますが、彼女自身女優でシャンソン歌手。倍賞さんとイメージ被りますね。木村さんはオリジナルよりも恰好良過ぎるのでどんな演技か楽しみ。公開されたら観に行きたいです。
「美しい夏」原作はとても有名な小説のようですが、抒情的な作品の為あまり筋はなく、
ただトリノの景色だけが美しい映画でした。登場する主人公の一人がディ―ヴァ・カッセル(モニカ・ベルッチの娘)と言うことで観に行きました。
モニカ・ベルッチと言えば「イタリアの宝石」と言われるほどのイタリアを代表する美女。彼女の主演した「マレーナ」はイタリア中の男性を虜にしたと言われています。
「マレーナ」は「ニューシネマパラダイス」で有名なジュゼッペ・トルナトーレ監督、エンニオ・モリコーネ音楽。以下は「マレーナ」の内容です。
1940年シチリー島の小さな町でレナート少年が憧れる女性は町一番の美女マレーナ(ベルッチ)マレーナはやがて結婚するが、夫のニノは出征し戦死、父も急死し、生活に困窮すると、歯医者や弁護士に利用された挙句シチリ―島を占領していたドイツ軍の娼婦にまで身を落し、町中の女たちにリンチにあってしまう。彼女を見守り続けたレナート少年の善意で負傷していたが生きていた夫と再会。映画で使われた「Ma amore no」は名曲で、いつかは歌いたいと思っています。
「パルテノーベ・ナポリの宝石」は新人を起用しベルッチの再来を意図したのかも知れませんが、私には何を言いたいのか分からない映画でした。ナポリ出身のナポリを愛する監督のようですが、ナポリ大好きな私にとっては逆に「ナポリが嫌いになりそう」な映画でした。
「国宝」は普段遠くからしか見れない歌舞伎が画面いっぱいの大写しで演者の表情など細部まで見れたので迫力ありました。皆さん沢山書いているので省略します。
「ファンファーレ」前知識なく見たのですが、とても良い映画でした。世界的指揮者のティボが白血病に倒れ、ドナーを探すと自分が養子であり、ほかの家に引き取られている弟(ジミー)がいることが判明し、弟の提供を受けテイボは命が助かります。ジミーは学食の調理をしていて潰れかけた工場の仲間と吹奏楽団をしているが、彼には絶対音感があることにテイボは気づく。フランスの映画なのですが、日本では楽器は余裕のある人しかできないと思っていましたが、炭鉱の町の人たちがみんなで吹奏楽団をやっていること自体驚きでした。音楽の素晴らしさを伝えてくれる映画でもあり感動しました。
「F1」ブラッドビッドがまさにオールドルーキーでチームを立て直すというアメリカ的な映画で楽しかったです。評をみるとブラビ最高!と皆さん書いてありますが、どちらかと言うとヒーローだけど嫌な奴です(笑)
「追憶」は新しい映画ではなく、ロバート・レッドフォードが亡くなったのでテレビで見返しました。第二次世界大戦前から話は始まるのですが、(きっと今の若い方には馴染みのない)学生運動家役のバーバラ・ストライサンドと、スポーツ万能で頭も良い大学の人気者ロバート・レッドフォードとの愛と別れを描いたものです。レッドフォードの白い軍服姿の美しさ。他の国の戦争や原爆を反対するストライサンドの純粋さやヘアーアイロンをかけて少しは綺麗に見えるように努力している女心。それぞれが適役で、これ以上のキャストはいなかったと私は思っています。ありきたりの美人女優が演じていたら台無しになっていたでしょう。彼女の歌う追憶のテーマも世界的ヒットになりました。この曲を聞くと映画を思い出し、胸が締め付けられます。
以上個人的な感想です。これからご覧になる方の参考になれば。
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