どんな手段を使ってでも息子の肌をきれいにしてみせるっ。

どんな手段を使ってでも息子の肌をきれいにしてみせるっ。

いろいろな治療を試して挫折。アーユルヴェーダにたどりつき、インドに治療をしにいくまで今3歳半の息子が、そして母の私が苦しんでもがいて、でもあきらめずに、息子と向かい合って、そして治療法を探してきたことを記録します。

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毎晩、真っ赤に晴れ上がる肌。
掻きすぎてTシャツに血がつくのも日常の一つ。
夜は寝れないから
常に睡眠不足でイライラ。
肌は傷だらけ。
プツプツは体中。

背中、おなか、内肘、膝裏。
おちんちんの裏も真っ赤。
 首の付け根、脇下。。

真っ赤でないときは、かさかさ。
真っ白く粉がふいたような時もあった。


小児医、皮膚医、普通の医者に連れてった。

”息子さんのアトピーは、喘息が引き起こしたアトピーですね”
って

今思えば、

誤診だらけの嘘じゃないか~




もし私が医者の言う事を信じてその通りに治療してたら

今ごろ

症状はさらに悪化しているに違いない!


息子の酷い皮膚は、

カンジダ

が引き起こしています。と栄養士の人にいわれたのが
治療の扉を開いたのでした。


カンジダ??。。。? 何??  性病??

聞いたことはあるけど、
よく知らない名前の病気。


リサーチかけたら、

あるアメリカ人母のブログにたどり着き、
その母が記録した息子の症状。。。

まさに私のコウの症状とそっくり。



日本語での専門用語がわからないけど。。なんとか説明してみます。


コウは中耳炎になったことが数回あり、
そのつど、医者から抗生物質を処方されていました。

その抗生物質が、
腸のなかのいい菌もころしてしまい
結果。。
うーん、説明できない!

これを読んでみて!
http://www.nutweb.sakura.ne.jp/webdemo/Jlgs.htm

続く




もともと医者は好きではなく、

出産も助産婦さんを呼んで自宅で自然出産を選んだり
風邪をひいても生姜湯と睡眠で治したり、
子供も裸足で外を走らせたり、

自然にフィットして生きるのが好き。


医者に行くときは、
息子が足を切ってしまって縫う必要があったときや、
中耳炎になったとき。



私とコウの、 『皮膚治療の旅』が始まったのは
コウの皮膚の異常が始まってから1年ほど経ってから。

『まさかこんな症状が長続きするはずがない。。。』
『どうせすぐ直るでしょ”』
と楽観視していた私。

かゆくなってもアロエを塗ったり、
いろいろなナチュラルクリーム、
PAW PAW Ointmentなどを塗っていた。

でも今、あの時期を思い返そうとしても 何をしていたのか、
正直あまり覚えてない。
時間通りに思い出そうとしても 記憶がごっちゃになっていてるので
思いつく所から少しづつでも記憶していこうと思う。


一つ、覚えているエピソードは コウとシドニーの友人の家に4日間泊まりに行った時。 真っ赤に腫れた肌。 夜も背中を掻きむしってあげて、やっと寝る。
薬局でじんましん用の飲み薬と 無農薬のクリームで保湿。
でももちろん、気休めのみ。
なぜかゆくなるの。。? 食べ物かな?とも思っていました。

コウはぶどうやブルーベリー ヨーグルトが好きでそれはよく食べました。
なんとなく、私がおもっていたのは
酸系のものを食べ過ぎて、胃が荒れてそれが肌に影響を与えているのかな? と、
トマトを止めたり、乳性品を止めたり。

使っている洗剤がわるいのかもしれない、 とナチュラル系にかえたり。。
枇杷の葉風呂に入れたり、オートミールの風呂に入れたり

今思い返すと
試行錯誤
悪戦苦闘
苦難の連続。

治療を始めてからも

試行錯誤
悪戦苦闘
苦難の連続。。は続くのだけど。。


一般的に、 子供の皮膚がぷつぷつにかゆくなったときに
親がまず思うのは、 『これってアレルギー??』

オーストラリアでもアレルギーっ子は多くて、
『麦』アレルギー や 『乳製品』 アレルギーの話はよく聞きます。

だから私もまずは、 小児アレルギーの専門医にいきました。

最初の検診では、コウの肌を見せて 質問に答えて、
アレルギー検査をしたい、と申し出ました。

そして『プリック検査』を30種類することに。

これは、30種類のもの、(ピーナッツ、トマト、卵など)を
背中に刻んで その反応からアレルギーがあるかを検査するのだけど。 こ

の検査をするには まず、背中をきれいにしなければいけない、ということで
ステロイドを処方されました。

アレルギー検査の一週間前からステロイドクリームを塗って、
背中をつるつるにきれいにしないと アレルギーテストの結果がわかりにくい、
ということでした。


ステロイドを使う事にはものすごい抵抗がありました。
が、 初めて使用してみて びっくり。。。

メチャ酷い、かゆーい真っ赤な肌が一晩でつるつるに。

驚き。。


1週間、医者に言われた通りにクリームを使用。

そして アレルギー検査を受けました。

結果、 アレルギー反応は
 『家ダニ』と『くるみ』

麦やトマト、乳製品 からは出ませんでした。。

その医者からは さらにステロイドクリームを処方されて、

『ベッドシーツは最低でも週1で代える事、
ダニは凍らせると死ぬので、ぬいぐるみや枕を凍らせる、(太陽に干しても効果は無いらしい)掻き傷からダニの成分がはいってアレルギー症状をさらに引き起こすことになるので、ステロイドクリームを塗り続けて症状を抑える事が重要」

と言われました。

なんか違う。。。。
納得できずにいろいろと質問をしたけど 面倒くさがられてる感が。

私の住む州では有名な小児アレルギーの先生だったのだけど、
彼からは ステロイド剤の処方 という治療法しか得られませんでした。

ステロイドクリームの効果はめちゃすごいけど、
そのすごさに怖さを感じました。
調べれば調べるほど、絶対に使いたくない、と思いました。

体の内のどこかが、悲鳴をあげて、それが肌に出ているのに。。
クリームでそれを押さえても
『治った』ことにはならないでしょ!



続く
この文章を書いている今、息子のコウは3歳半。

今思いかえすと、
コウが6ヶ月のとき、ぽりぽりとかゆそうにしていたのが始まりなのだけど、

まさか、

自分の子供が皮膚のかゆさでこんなにつらい思いをする事になるだなんて。

”皮膚”の症状がこんなに辛い病気だなんて知らなかった。。

2歳になるまでは、
「そのうちなおるだろう」
ってそればかり思ってた。 


けどなおらない。

症状はどんどん悪化。

皮膚のかゆみは 不眠症、イライラ、怒りにつながっていく。
息子はもちろん、私も。

可愛いはずの息子が苦しみもがく姿をみるのは悲しくて切なくて、
何もできない自分に発狂しそうになった。



ぽりぽり
ぽりぽり

一晩中肌をかきむしる息子がかわいそうでたまらないのに、
その悲しみにのっかって、
自分では押さえきれない怒りもこみ上げてきて。。

私も不眠症。


家族が崩壊しそうになりました。

このままじゃ壊れる、なんとかしないと、
と医者にいけば、『喘息が誘発するアトピーですね』と
処方されるのはステロイドと、喘息の薬。

喘息の発作が今まで2回あって病院に行った事もあったけど、
息子は『喘息持ちではない』
と確信していたのだけど、

『これで何人も治療してきました』
という医者の言葉に折れた母の直感。

当時、3人目を妊娠中。
とにかく、寝不足で、疲れ果てていて、
息子をかゆみから救ってあげたくて。。

神にもすがる思いでした。

ステロイド。
塗れば次の日にはメチャきれいになる肌。
でも塗っていない所からかゆみがでてきて、頭皮がポロポロに。

喘息の薬、シングレア。
副作用はかゆみ。。

2ヶ月間続けて、
寝れる夜もあって、
3人目の子供が無事産まれて、
少しづつ、思考力が回復したころ、

「医者の診断は間違っている。」

と根拠の無い母の直感がモコモコと。


そして、
ここから
私とコウの長い戦いが始まります。