舞鶴②‐b | oridurukakurennbouのブログ

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「つなぎ折鶴(連鶴)」や、切り込みを入れた用紙の一部で鶴を折る「裁ち折り鶴」など、鶴をモチーフにした作品を主にしています。
ユニットやたまにコンプレックス系作品を折ることもあります。

舞鶴②‐aで予告してしまいましたが、作品ができあがってなくても、ちゃんとできるという確信なり目途が立っていないと、思い付きの段階ではすべきじゃないと反省しています。えーん

実際、折ってみないと解らないというか、たまたま今までうまくいっていただけだといことに気づくことができてよかったということで、プラス思考に切り替えることにします。照れ



舞鶴①の最後で、裾が開かないように、また羽数を増やすための重ね折りをしましたが、それとは別の箇所で重ね折りができないかと考えていました。

で、試作しようと切り込みを入れたのが次の画像です。
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これは平井光廣氏の『裁ち折り鶴 立体舞鶴を折る』に掲載されている「憩い」という作品のアイデアを頂戴した切り込みですが、折ってみると中央の鶴の下で小さく下を向いてしまう角度になってしまいます。ショボーン

では、元の「憩い」と同じでいこう=憩う・以降・行こう・移行)とし始めたところ、シャレにならないぐらい尾を折り上げることができません。チーン

このユニークな重ね折りは、きっといつかどこかで・・・との想いは胸に、舞鶴①の時よりも作図は簡単だし、重ね折りの用紙も若干大きいし、と気を取り直して折ることにしました。
実際は、重ね折りの用紙の大きさは全く同じですが、そのことに気が付いたのは試作もせずに作品を完成させてからです。アセアセ


用紙の外側から順に折り筋をつけていき、一通りすべてに折筋をつけて開いたところです。

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重ね折りの箇所と裾の折筋が判りやすいよう、接写しました。
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用紙の中央から順に外に向けて折っていき、仕上げます。
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重ね折りの箇所です。
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と、ここでこの作品の折り図(黒の太い線が切り込み箇所赤が山折り緑が谷折りと、舞鶴①重ね折りをした16羽のものの画像と折り図なのですが、注目箇所をで囲みました。

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こので囲んだ箇所が今回はないのが、仕上がりにどうかかわってくるかです。

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裾の折筋のつけ方にもよるのかもしれませんが、幸いなことに下の方が少し中に入るものの、全体としてはあまり気にならない程度で済みました。

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