2)セカン(背カン)について:→セカン→立ち上がりセカン:現在の教科書を考慮した機能 | ランドセル専門店・おりじなるぼっくす・毒舌店主&愉快なスタッフのランドセル言いたい放題

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子供に負担の掛からないランドセル選びを提唱。ランドセルフィッテング歴20年のランドセル専門店:おりじなるぼっくすのブログです。

こんにちは。日々是ランドセル:ランドセル専門店:おりじなるぼっくす店主です。前回までは5話に分けて説明させていただきましたランドセルをフィッテング(負担軽減)するうえで常用な一つ「背面」について記載させていただきましたがいかがでしたでしょうか?少しマニアックすぎますかね?

 

 

今回からは更にマニアックに深く行きますよ~~ということで今回からはランドセルにしかついていない特殊パーツ「セカン・背カン」について少し細かく書いていきたいと思います。(また5部構成くらいになるかな?)先ずは三角カン→セカン(ノーマルセカン)→立ち上がりセカンと進化してますが今回はセカン(ノーマルセカン)から立ち上がりセカンまでの流れを解説していきますね。

 

◆成長にサポートしたセカンに変化・・・

 

 

前回は固定カン(三角カン)→セカンへの進化の理由(高度経済成長による子供たちの成長の変化)について書かせていただきました。今回はその先セカン→立ち上がりセカンについて書いていきたいと思います。

 

 

・成長→負担軽減(立ち上がりセカン誕生)

 

 

高度経済成長に伴い食文化が変わり子供たちの身体に変化がでて成長に対応することが求められたランドセル。そこで登場したのが左右に動くノーマルセカン。これにより成長に対応するという部分ではリュックには到底できない領域のサポートができるようになりました。しかし・・・ここで経済成長と併せて次の問題が出てきました。そうです。

 

(旧型ランドセルと現在のランドセル)

 

教材の重複化並びに大型化。昔は宿題というのは藁半紙などのコピーが多かったですが子供の減少(ある意味、教科書会社を文科省が助けている癒着?)並びに教育充実のために宿題が副教材かしたこと+A4教材が主流になり始めたことによりランドセル自体が大型化していかなければなりませんでした。そしてその教科書の犠牲になり大きくなったランドセルにはまたまた試練が訪れます。

 

 

・後方荷重による子供の負担増加

 

・健康被害

 

 

当然ですね。背中の話で書きましたが小学校入学時のバックレングス < ランドセルになりますから。臀部干渉並びに背面揚力も使えなくなり更に副教材などで教科書重量が増大し負担が増えますもんね。そしてこのこといち早く気が付き研究を始めた小さなランドセル会社がありました(今では信じられませんが当時は小さい会社でした)。そうです。

 

 

2004年にこのことにいち早く気が付き3年の研究を重ね発表されたのが日本で最初に負担軽減機能を搭載した「天使のはね」(立ち上がりセカン)が登場しました。

 

 

と今日はここまで。2004年に登場した立ち上がりセカン(天使のはね)。皆さん読んでいて気が付きましたか?ノーマルセカンの時には一言も「負担軽減」という言葉は出ていなかったんですね。ノーマルセカンは「成長の対応」立ち上がりセカンは「負担軽減」。元々の目的が異なるんですね。そして主(目的)が異なり登場した立ち上がりセカンがどのように今なっているか?進化しているか?を次回書きたいと思いますのでお楽しみに・・

 

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