スリリングな心理戦とその顛末
フランソワ・オゾン監督が、文才あふれる少年と彼に翻弄される国語教師が繰り広げる心理戦を
描いた作品。
かつて作家を目指していた高校教師ジェルマンは、 生徒たちの作文を採点している最中、
男子生徒クロードが書いた文章に目を留める。
それは、あるクラスメイトとその家族を皮肉につづったものだった。
クロー ドの感情あふれる文章に危うさを感じながらも、その才能にひきつけられたジェルマンは、
クロードに小説の書き方を指導していくが……。(映画.comより)
面白い作品でしたね
現実か
フイクションか
少年の綴る作文が思わぬ方向へ転がっていくのですが。。。
本国フランスでも大ヒットしたそうですが、こういう脚本の素晴らしい作品が当たるというのは
ちょっと嬉しいですね
誰にもあると思うんです
この作品が実にうまいなと思うのは、その心理を利用していて、教師がこの少年に翻弄されて
いったように実は観客は、この映画に翻弄されたんだと思いました
引きずり込まれましたよね
フランソワ・オゾン監督作品というと「しあわせの雨傘」を以前鑑賞しましたが、あれも良かった
のですが、全くタイプのことなる作品で驚きでした
「危険なプロット」の方が良く出来ていましたね
《ネタバレ注意報発令中!》
これからご覧になる方は、読まれない方が。。。
オープニングがカッコいいですね!
音楽とも良くマッチしていて
更にエンディングが素晴らしく、あの裏窓を覗き見る二人の姿は圧巻でした
名シーンでしたね!
《ネタバレ注意報解除》
映像も凝っていてストーリーが面白く、出演者も魅力的で。。。
こういう映画大好きです