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奇跡 [是枝裕和 監督作品]

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余程の事がない限り通例では、劇場まで足を運んで日本の映画作品を観ることはありません。

興味をひく作品がないなぁというのが率直な感想ですが。

日本の監督さんでも是枝監督は、僕のなかで「特例」にあたる方で

この方の「視点」は相変わらずいい作品を描いていると思います。

正直大衆娯楽という感覚とは少し違いますし

また日本では、大半が米国の映画を上映される機会が多いですが

そういうのを好む方からすると

起承転結がないように思える方も受け取り方によっては

感じる方もおられるかもしれません。

映画の最大の醍醐味は、台詞でも配役でもない。

と、そう僕は思います。

言葉にならないものを描き

映像として残すことが大事なのではないでしょうか?

映像でしか伝わらないモノがあります。

それが「何か」は受け手である

視聴者の感性に任せられてますが

今の日本が核家族化という現象が主流であるなら

この映画で描かれているのは

かつて日本にあった

(今でも数は減ってもそれはあると思います)

失われた原風景な気がします。

家族という共同体は

時に面倒でもありますが

大人の都合で枠組み(ルール)を変えてゆくのか

家族や世間という社会が将来の担い手である

子供を軸に考えて生活するかでは

結果は分からないですが

かなり違う人格が形成されるのではないのでしょうか?

利便性や効率化に重きを置くか

それとも「育む」ために

ある程度寛容に捉えるかで

かなり人間も社会も

熟してゆく時に

そういった過程を通っているか否かで

何かが違う気がします。

答えなどないので

どれが正しいなんて言えません。

ただこういう映画に出会うと

僕らの日常の生活の

ひとつひとつの所作や言動というのが

とても大事に思えてきます。

すべての選択に意味がある訳ではありませんが

この映画を通して

単なる映画は娯楽というだけ図式だけではなく

大人がそれぞれの視点から

いろいろ話し合い(日本人の苦手な議論)することが

きっと本当の豊かさに気付く「きっかけ」になる気がします。

The King Of Limbs / Radiohead

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前作「イン・レインボウズ」同様に先にWeb上で発表され

後に「CD」としてパッケージ化され発売されました。

前回の場合は、その方法の仕方に前例がなく

また彼等ほど知名度の高いバンドが

そういうリリース方法を採用した事に

色々意見が飛び交いました。

しかし、あれから3年の月日が経過し

そういう発表の仕方に「斬新さ」はなく

“気付いたらリリースされてた”という印象は拭えません。

それは、今回の作品(あるいは商品)が

彼等の作品史上もっとも聴きやすい作風なのも関係してるのかもしれません。

正直「中毒性」の強い楽曲はありません。

また全8曲で全編を通してもその尺(収録時間)が40分に満たず

アルバム導入部から最後のナンバーまで派手な展開もなく終結してゆく印象

ただ彼等のアルバムは、一度聴いた限りでは分かりずらいので

何度となく聴く間に感触が変わり

気が付くとリピートを繰り返す

・・という不可思議な状態に陥ります。

最早「ロック」というカテゴリではなく

「レディオヘッド」というジャンルといっても

否定的な意見は少ないかと思います。

それぐらい自分達の「音」を確立された稀少なバンドだと思います(特に90代以降ずっとシーンを牽引してるという意味で)。

ただ最早バンドという形態であることすら抜け出て

そういうひとつの「共同体」ではなく

普段の僕ら生活と何か音自体がシンクロして

溶けてゆく印象すら覚えます。

質感は異なりますが

「キッド A」の時のような

ひとつの分岐点になる作品に思います。

前作が彼等の活動の歴史としての「総括」であったならば

今作は、新しいモードに突入したと言って差し支えないかと思います。

こういう変化は、ある意味「必然」な作風だと

言えると思います。

ブラック・スワン [ダーレン・アロノフスキー監督作品]

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本作で主演のナタリー・ポートマンは、本年度のアカデミー賞の最優秀主演女優賞を受賞しました。

リック・ベンソン監督の映画「レオン」で俳優としてのキャリアを始めた彼女が名実共に

ひとつの“到達点”に登りつめた作品だと言えるかと思います。

バレエの知識などない素人の自分でさえ

このドラマが進む過程を観ることは単に映画を視聴するというよりは

ひとつの「ショー」を見てる感じが強かったです。

とにかく彼女の演技にただただ“圧倒”されました。

―― ですが、やはり彼女が演じるニナが精神を病んでゆく姿は

やはり痛々しくも感じました(官能的なシーンもありますが・・)。

優等生である彼女が

自分の器量以上の「黒鳥」を演じきる様(さま)に

本当に怖いながらも目を離せなく

エンド・ロールを迎えました。

どこまでが映画の中での現実で

どこまでが彼女を蝕んだ悪夢なのか

その境目が物語が進むにつれて曖昧になってゆきます。


近年は、パッケージ(DVD)化されるのも早いですが

まだ未鑑賞の方は、劇場のスクリーンで鑑賞していただきたく・・

“衝撃”の結末をその目に焼き付けてほしい!と


望むそんな1本の映画です。
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