はい、胸糞映画で有名なラース・フォン・トリアー監督の最新作です
「ハウス・ジャック・ビルト」
~建築家を夢見るジャックが12年の間にわたり犯した殺人の告白を5つのチャプターに分けて語られる~
ま~なにしろ私はここまで不謹慎で不快な作品を見たことがありません
映画ならたとえ残虐であっても、R18作品であっても、表現や演出に配慮があって然るべきだろうとは思ってましたが、この作品にとってはそれらの配慮が一切ありません
彼が今まで撮ってきた作品同様「まるで今そこにいるのではないかと錯覚するかのような描写」を実践してまして、今作に関してはその演出が裏目に出た形だと思います
だって
人を殺してるシーンに臨場感があったら絶対気持ち悪いでしょ?
それをやれてしまうのがラースなのですね
私はこの作品を劇場で見て、今まで経験したことのないほどの寒気と身震いを経験いたしました、2時間超の上映時間で合計30回ほど身震いし、とあるシーンでは病者の残酷さに耐えきれず目を瞑ってしまいました
ただ、彼の作品というのは、意図的にみるものを不快にさせながらも、そのリアルさ、直接的に伝わってくる痛みの描写など、彼の伝えようとしてる「リアル」が本当にリアルに伝わってくるので、そういった意味では私はこの作品を手放しで貶めることはしたくないのです
ラース自身を私は好きでも嫌いでもないですが、彼が何年かおきに作品を発表するたびに、彼がどのような立ち位置でいるのか、どんな心持で映画に向き合っているのか?このあたりに非常に興味があるので、どうしても見てしまうんですね
彼は良くも悪くも頭にこびりついて離れない作品を作り続けています。そういった意味では私は彼と彼の作品を好きなのかもしれません。
興味のある方のためにあえてあらすじは詳しく書いてませんが、まだ公開している劇場はあるようなので興味のある方は是非どうぞ
内容については責任持てません(笑)



