ちょっと実験的なこと書きます。
以下「狩野モデル」(顧客の満足感、充足感からなる品質要素の2側面)
・魅力的品質要素:それが充足されれば満足を与えるが、不充足であっても仕方がないと受けとられる品質要素。
・一元的品質要素:それが充足されれば満足、不充足であれば不満を引き起こす品質要素。
・当たり前品質要素:それが充足されれば当たり前と受け止められるが、不充足であれば不満を引き起こす品質要素。
・無関心品質要素:充足でも不充足でも、満足も与えず不満も引き起こさない品質要素。
・逆品質要素:充足されているのに不満を引き起こしたり、不充足であるのに満足を与えたりする品質要素。
で、これを音楽に応用してみようという訳なのですが。(笑)
前提条件として
顧客=聴き手※しかも自分に別に興味が無い
としておきます。
物理的充足っていうのは、アレンジの良さ?とか思いがちですが、それだけではなくて、アコギやピアノだったらテクニック的なところ、歌だったら声、ビジュアル、いろいろ絡みます。
あれ?物理的充足状況が高レベルならば「気に入る」訳ではないの?って思いがちですが、ある程度完璧な演奏を聴いたあなたはこう思うかもしれません。
「お上手~!」
当たり前品質を満たしました!おめでとう!
魅力的品質要素は平均点だったので、「お上手」グループにまとめられて翌日には記憶の彼方へと消え去ってしまいました。
え?じゃぁ、顧客の満足感を上げなきゃ!魅力的品質が重要なんだから!
満足度を上げるってどういうことでしょう。
期待に応えるのも大事期待を裏切るのも大事、距離感も大事、萌えも大事(?)・・・。
それぞれの顧客には想定している満足度の基準があります。目には見えません。でもそれをクリアしさえすればきっと満足度は上がりますよね。
狩野モデルのお話ここまで。(笑)
こっからはマーケティング的なこと書きます。
そこで出てくるのが
顕在ニーズと潜在ニーズ
こいつらを満たしてやればいいんですよ。
それぞれどんなニーズなのか。
前者は分かりやすいですね。自分が狙った分野で求められているニーズを探るのなんて簡単です。
問題は後者。
これははっきりいってレッドオーシャンな分野にはもうほとんど存在しません。
だからといってブルーオーシャンな分野に存在するかと言えば、そうとも言えません。
何言ってんだ?
って思うかもしれませんけど、そんな中潜在ニーズを満たす活動を行った人こそが頭一つ抜け出すことが出来る資格を得ることが出来るという訳なんです。
それでもまだ「資格」を得ただけという・・・。
「王道。かつ、ブルーオーシャン」
そんなもんもうありません。
「王道。レッドオーシャン。でも頭一つ抜け出せる王道中の王道を実践。」
これももう奇跡の領域。(私は、昔ここを目指していましたが)
みんな大体ここに居ます。
「邪道。かつ、レッドオーシャン」
実は結構な数の個性派名乗る人がここに落ち着いちゃってます。
「邪道。かつブルーオーシャン」
最初はこれ1択でいいのではないでしょうか。
具体的なことが何一つ書いてないじゃないか!!って怒る人は思考停止している方なので、放置で。
だって大切なのは想像力でしょう?
想像力を駆使して戦略を立てないと勝ち残れないのです。
私はたまに具体例を言いますが、期待している人にしか言いません。もったいないから。
以上、宜しくお願い致します。