気になっている土地がミサワホームの建築条件付きとなっていたので、ミサワホームへ相談へ行き、今回は概算見積もりを出していただくとのことだった。

ミサワホームの概算見積もり

さて、その金額を見せてもらうと…　

無理。

贅沢すぎる「本当にすみません、さようなら。」となるところですが、

ここで、営業担当の三澤さん（仮名）は、予算額の上にサラサラっと250万円減額した金額を手書きで書く。

「決算が近いので、お返事を今月中にいただければ。」

はいはい、これはうわさに聞く『ハウスメーカーのやり方』ってやつですか。

はじめにわざと高い見積もりを出し、値引きでお得に見せるという。

しかし、全く交渉もしていないのに、なぜ？

思わぬ落とし穴

外構の見積もり説明のところで何となく理由がわかった。

実はこの土地、結構広くて、隣地との境界にかなりの高低差があるらしい。

そのため、盛り土が必要で、土留めに費用がかさむ。その先行外構の費用は約200万円！まさに落とし穴

土地に難点があり、売りづらいのかもしれない。

土地というものは、整地して販売するものばかりではないのですね。勉強になりました。

しかし、土地に高低差があることは、どうやって調べればわかるのだろう。

あらかじめ取得した謄本、公図、地積測量図を見てもわからなかった（見方がわからない）。

誰か知っていたら教えてください。

三澤さんは続けて言う。

「実はこの土地、別の方からもお問い合わせが来ているんです。もちろん、先にお話をしている方を優先するんですが、いつまでも待つことはできないんです。」

はいはい、これも営業の常套句。

他にも買い手がいるので急いで決めましょうと、即決を迫る。

他に買い手が居なくても、こんな面倒な土地はやめた方が良いかもしれない。

そうなると、ミサワホームにこだわる理由もないなと思った。

一方で、本格的に交渉すれば、外構を最低限にして減額したり、手が届く金額まで値引きしてくれそうな雰囲気も感じる。

これほどに立地の良い土地が今後ほかに見つかるのか？という不安もある。

…と、まぁ当然考えはまとまらないし、今日聞いてすぐに返事はできない。

一応、家族に相談すると言って、この話は持ち帰ることにした。

でも心の中では、後日断る方向で考えていた。絶対家を建てなければいけないわけでもないし。

ミサワホームでの概算見積金額については、無印良品の家と同程度だった。もちろん、使用する材料や住宅設備も違うので比較はできませんが、大体の相場観がわかりました。それと同時に、自分には高価すぎる買い物であり、家づくりを諦めることも視野に考えていました。

ところが、三澤さんからの連絡で、この土地にまた興味が出てきてしまいます。

次回は、そのことについて書きます。