私はもう少しで20歳になる

少女漫画の主人公みたいな人生に憧れていた
気づいたらコンビニの成人コーナーにあるような雑誌の打ち切りコラムみたいな人生になってた

別にそれでもいいやと思えているのでもう私は少女ではいられないのだと思う

夏はうまく消費できないから苦手だ
いつの夏だって誰と行ったかも思い出せないような花火の記憶と額の汗のべったりとした嫌悪感しか残っていない

今年は好きな人とのんびり過ごしたい
去年の夏はもう名前も思い出せないような男の人とホテルで誕生日を迎えた気がする、気がする、それも曖昧でちょっと面白い

好きな人の言葉に敏感で、そのくせ相手の気持ちには鈍感で、それを痛感するたびに自分の事も相手の事も責めたてる

私はもう子供じゃないから寝る前にゲームをしていても怒られない、好きな人が私といる時もゲームをする事に怒れない 
たまに携帯になれれば全部知れるのにな、と思う

好きなものにほど嫌悪感と愛情がごた混ぜになってまた嫌な汗をかいてる