野沢温泉
村の名前で「温泉」がついているのは、日本で野沢温泉村だけ。長野県と新潟県の県境に位置し、スキーリゾートとしても人気のエリアです。あちこちに湯気が立っていたり、無料の外湯があったりと、温泉が地域に根付いている信州を代表する歴史ある温泉街でお店も充実しており、湯めぐり散策が楽しめます。
白骨温泉
長野県のほぼ中央に位置する信州・松本市にある白骨温泉エリア。鎌倉時代には湧出していたと伝えられており、600年以上の歴史がある温泉地です。肌にやさしい乳白色のお湯は絹のような肌触りでなめらか。弱酸性で硫黄と炭酸成分が多く、「3日入れば、3年風邪をひかない」といわれるほどです。飲泉が可能なところもあります。
昼神温泉
長野県の南端、岐阜県に接する昼神温泉エリアは、1973年に発見された比較的新しい温泉地。泉質はアルカリ性単純硫黄泉でとろみがあり、「美肌の湯」として肌をなめらかにするといわれています。阿智村は2006年に環境省認定の「星が輝いて見える場所」第1位にもなっており、温泉とともに星空ナイトツアーがおすすめの場所になっています。
別所温泉
信州最古の温泉地として「枕草子」にも登場する別所温泉エリア。観光スポットとして人気の厄除け観音「北向観音」を中心に、静かな温泉街があり、共同浴場や飲泉ができる場所も点在します。温泉街の近くには、八角三重塔がある安楽寺ほか、国宝や重要文化財などの観光地があるので、巡ってみるのもおすすめです。
蓼科温泉
春は花見と新緑、夏は避暑地として、秋は紅葉、冬は樹氷やウィンタースポーツと、四季折々の楽しみができる蓼科温泉エリア。泉質の異なるいくつかの源泉があり、戦国武将・武田信玄が傷を癒した隠し湯、名湯といわれています。日本を代表する映画監督・小津安二郎にも気に入られた土地で、茅野市では「小津安二郎記念・蓼科高原映画祭」が毎年秋に開かれています。
上諏訪温泉
全国有数の湧出量(1日15,000キロリットル)をほこる上諏訪温泉エリア。JR上諏訪駅から徒歩約5~10分とひじょうにアクセスがよい好立地の温泉地です。JR上諏訪駅構内にも足湯があるほど、町中に温泉が根付いています。諏訪湖周辺には老舗旅館やホテルが並び、信州のグルメが楽しめるお店も充実しています。
湯田中、新湯田中、星川、穂波、安代と5つの地区がある湯田中温泉エリア。俳人・小林一茶も親しんだ長命長寿の湯といわれています。湯源泉もそれぞれで、さまざまな温泉が楽しめて湯めぐりにはもってこい。志賀高原、石畳の温泉街・渋温泉へのアクセスもしやすいです。源泉かけ流しができる宿もあります。
白馬八方温泉
白馬八方温泉エリアは、長野県白馬村の西部、八方尾根のふもとにある温泉地です。日本で唯一の天然水素温泉で、トップクラスの強アルカリ性。抗酸化作用でアンチエイジング効果が期待できるとされ、美人の湯ともいわれています。スキー場としても有名なエリアですが、冬以外でもトレッキングやマス釣りなどが楽しめます。
戸倉上山田温泉
開湯してから120年を誇る戸倉上山田温泉エリア。源泉が多く、その泉質の良さから「美肌の湯」として知られる長野県屈指の温泉地です。温泉療法医がすすめる「名湯百選」にも選ばれており、女性のリピーターが多いのも特徴です。
浅間温泉
信州・長野県のほぼ中央に位置する浅間温泉エリアは、城下町松本に1300年沸き続ける名湯です。松本城までは10分、上高地や乗鞍高原・美ヶ原高原への登山拠点も近くにあります。湯量は長野県内でもトップレベルで、完全掛け流しで入れる宿が多いのもポイントです。
そんな訳で!