げんばだいじ

  • 稲のことは稲に聞け
 「稲のことは稲に聞け。農業のことは農民に聞け。」(横井時敬・農学者)


 明治時代に活躍した、農学者の言葉です。意味は「研究室に篭っていても、結局は現場を見ないと何も解決できない。大学に行って研究出来るような人こそ、現場を徹底的に見る姿勢を大切にしてほしい。」という感じ。あ、割と意訳してます。


 初めてこの言葉を知ったのは、大学1年生のとき。当時は全くもって気にしていませんでしたが、最近はとても良い言葉だと思うようになりました。


  • 圧倒的当事者意識
 ある企業では、この言葉が全社員に染み付いています。キャッチーなので、知っている方にはどの企業かバレそうですが。


 これは、「仕事を自分ごと化して捉えなさい。そして、何事もお客様の目線に立って考えなさい。」という感じ。(これも結構意訳してます)


 どんな時でも、これを追求されます。ただ、この追求レベルが凄い。


  • 飲食店でバイトした?

 とある事業部の方は、飲食店の情報サービスを運営しています。ただ、その方は副業をしていました。それは、飲食店バイトです。私が初めて聞いた時は、「えっ?????」と思いました。というか声に出してしまった看板持ち


 理由を聞くと、「飲食店の現場を知らない状態で、うちのサービスが良くなるわけがない!お客さん側だけではなく、飲食店側の現場を知るためにやってるんだ!!」ということ。


 昼間は普通に会社員として働いて、夜は飲食店バイト、、、どんな学生よりもハードスケジュールで凄い魂が抜ける


  • 本部の企画が週一で学校訪問?
 また違う事業部の方々は、学校の授業を企画しています。沢山の営業社員と協力しながら、より良い教育サービスを提供出来るよう、日々頑張っています。


 そんな企画部署にいる方々は、毎週必ずしなければいけないことがあります。それは、「週一の学校訪問」です。


 理由を聞くと、「現場を知らないと、良いサービスは作れない。自分達が作ったサービスが、どのように使われているか、不満点はどこか、潜在ニーズはどこか等、色々なことが分かるよ〜」と。


  • とりあえず自分も体験してみる
 私が入り込む組織は、なぜか現場を大切にする人が多いです。というか大学生以降は全部そうでした。「スタンド使いとスタンド使いは引かれ合う」とよく言ったものです。


 色々な経験をして、私も現場の大切さを実感しました。どれだけ精密なデータ分析をしようとも、どれだけ素晴らしいアイデアが出ようとも、現場に導入してみたら全くニーズが違ったなんてことはよくありました。

 ただ現場を見るだけでなく、「なぜ?なぜ?」を追求していけると、本当に良いものができると思います。


 とりあえずやってみる!常に意識したい!!

自己肯定感じゃないの?

  • 自己肯定感上げた方が良いよ〜

 真面目にお仕事をするような場面で、よく言われます。遊ぶだけなら絶対言われないけど

看板持ち


 どうやら周りの人には、私は自己肯定感が低く見えるようです。本人としては、自己肯定感はそこそこあるというか、そもそも気にしていないのが本音。


 自画自賛するのもなかなか性に合わないので、実際に言われた言葉を書き連ねてみます。



【社員から言われた言葉】

自己肯定感上げた方が良いよ〜自分を過小評価し過ぎ〜〜(※1番よく言われる)

・普通に社員と喋ってるみたい!(長期インターンもした事ない大学生なのに)

・年齢の割に達観してる

・気配りがすごい!(おそらく、同僚の進捗状況を確認してサポートしたり、議論で話を振る等の仕事面のお話。日常生活では、そんなに気配りは出来ていない自覚がありますちょっと不満

・知らない事でも調査するスピードとクオリティが高い

・我々が数年かかってたどり着いた場所に、たった1ヶ月で並んできた。凄い。

・事業部が数年間やってきた中で、誰も気づかなかったターゲットを洗い出してきた。(潜在ニーズだから気づきにくい)



  • 本当に自己肯定感が低い?
 恥ずかしいばかりですが、上記の言葉を頂くことが出来ました。(あえてプラス面だけ書いた)

 "調査のスピードとクオリティ"に関しては、少なくとも平均以上であることは自覚するようにしています。ただ、他の言葉については全く無自覚でした。無自覚というより「もっと凄い人を沢山見てきたから、自分はそんなでもない」という感覚の方が近いかも。

 一見、自己肯定感が低いように見えますが、本音としてはそうでもありません。私は、"自己肯定感"をフラットに、±0として捉えています。

 「なんじゃそりゃ?」と思うでしょう。私は、自分を俯瞰的に、まるでゲームのキャラクターを見ているかのように、捉えています。というのも、感情よりも合理性を優先するタイプなので、そう捉えるのが腑に落ちやすいという話です。そこでは、自己肯定感はあまり影響しないのです。単純に、自分と他人を比較して、どこに良し悪しがあるか見極めれば、それで納得できるからです。

 また、前提として「上には上がいる」というのが染み付いているので、それを常に受け入れて生きています。

 少し複雑になりましたが、要するに自己肯定感がそこまで低くはないということです。

  • 自己効力感
 「よく自己肯定感を上げて〜なんて言われるけど、自己肯定感が低いわけじゃないんですよね。」とある社員に相談しました。

すると、
「自己肯定感って言うよりかは、"自己効力感"が低いのかもね〜」
とアドバイスを頂きました。あゝ、いつも速攻で的確な言葉をくれる。ほんと凄すぎ赤ちゃんぴえん

 "自己効力感"。その時初めて聞きました。
「自己効力感はね〜 自分ならそれを出来る能力があると信じられている状態の事だよ〜」

 「あーーーーーーーーっ、それだわ、、その感覚よ、、、」と深く納得しました。

  • "自己効力感"爆上げ!
 これは今後の当分の目標!自己効力感が高い状態になると、自分が想定しているよりも高いレベルの挑戦が出来るようになったり、モチベを維持出来たりする(らしい)。

 これまでは失敗しないように生きてきた(そうせざるを得なかった)から、これからはチャレンジ精神旺盛な人を見習って、色んなことに挑戦していきたいな〜 

 ​なぜを5回繰り返す

  • なぜなぜ恐怖症
 「なぜ?なぜ?なぜ?」ある企業では、これを徹底的に追求されます。自分のキャリアについて相談する時や、プロダクト制作の過程など。とにかくどんな時も。


 人によっては「いま詰められてる...」なんて思ってしまいそうですが、私も例外ではありません。ただ、これ本当に大事だなーと実感しています。


  • 人生のなぜ
 自分を見つめ直す機会がある時に、必ずと言っていいほど“自己分析“が登場することでしょう。それに基づいてキャリア相談をするわけですが、そこで「なぜ?なぜ?」をひたすら聞かれます。


 これを繰り返すと、自分1人では見えてこなかった、本当の"きっかけや想い"が見えてきます。それに気づくことで、強み弱みや今後やりたい事が、より鮮明になります。


 就職活動はそれなりにした記憶がありますが、ここまで深掘る企業はありませんでした。すごい。


  • なぜを5回繰り返す
 プロダクト制作に詰まっている時、所属している部署とは、全く違う事業部の方にアドバイスを頂きました。一見関係ないようでも、何かを作る過程そのものは、どんなプロダクトでも共通しているからです。(というか違う事業部の方にフランクに聞ける環境が整ってるのがありがたすぎる)


 ターゲットのインサイト(動機や潜在ニーズ)を深掘るときに、「なぜを5回繰り返すといいよ」と言われました。

 基本はロジックツリー(思いついたことを枝葉のように伸ばしていくやつ)で深掘りするわけですが、この作業はとても難しい上に、非常に時間がかかります。なんなら無限にできる。これを5回繰り返すということです。


  • 5回繰り返すってどういうこと?
 出ました。的確なアドバイスをもらっていそうで、実はとても感覚的。わかんない不安


 ということで、ロジックツリーのやり方についてひたすら調べてみました。私はマーケティングを勉強したことが無いので、この辺のスキルは全く無いわけです。まあ、スキルは焦らずともいつか蓄積されてるといいな。(楽観的)


 その中で、「ロジックツリーの端っこが、実際の行動になるように」という説明を見つけました。


 「なるほど!!これやろ!!」と思ったわけです。やってみると、大体5回なぜを繰り返すと実際の行動になりました。


 優秀な方々って、言語化能力が高い人が多いけども、意外とこういうところは感覚的だったりするものです。いや、というかそれ自体が凄いんだわ。


  • なぜ?と問うクセ
 友達同士の会話で、何回もこれを聞かれると流石に嫌気が刺しそうですが、ビジネスの場に置いては非常に大切なことだと実感しました。


 自分の人生をより良くしたり、顧客に寄り添ったプロダクト制作や営業をしたい時など、どんな場面でもここで差がつくと思います。


 「それはなぜ?」また考えなければいけませんね昇天

 これは偶然?必然?

  • これは偶然?必然?
私たちは皆、自分で選んでここに来たの。偶然じゃない。運命なんかでもない。君が今まで選んできた選択と、私が今までしてきた選択が私たちを会わせたの。私たちは自分の意思で出会ったんだよ。」(『君の膵臓を食べたい』より)

 
 高校生の時、素敵だなぁと思いながらも、これを読んで、「これは本当に必然?それとも偶然?」と考えてしまいました。まあフィクションなので、素直にそのまま受け取ればいいのですが。以前、この一節を思い出すような出来事がありました。

  • 逆算する人生やめてみたら?
 7歳上くらいの先輩に、キャリア相談をしていた時のこと。一緒に自分の過去を振り返ってもらって、今後何したいかも明確にして、その上でどうしたらいいかというお話。

その中で、
「逆算する人生やめてみたら?」
というアドバイスを頂きました。


【これまでの人生設計(高校時代に立てたプラン)】
高校(16歳) 大学進学できるところ
       ↓ 実現
大学(18歳) 環境問題を学ぶ
       ↓ 実現
就職(22歳) 環境問題を解決できる公務員 or 民間企業
       ↓ 実現
  (30歳〜) 大学院(経営学)
       ↓ いけるかも…?
       ?


要するに、15歳でぼんやり考えていて、17歳で明確にした人生設計が、全てその通りに実現してしまっているのです。
計画力と実行力の高さを誉めてあげたいところですが、自分で「このままでいいのか?」という些細な不安が出ていました。まだ世間をあまり知らない、高校生が考えた設計だからです。

そこで、「たまには逆算する人生ではなく、偶然の出会いを大切にした方が、人生の選択肢が広がるよ」というお話になりました。

  • 計画的偶発性理論
 「キャリアの80%は偶然で出来ているっていう研究結果があるの。部署配属とか、社会情勢とか、自分でコントロールできない外部要因だらけだからね。」

 こんな理論を出して、アドバイスをくれました。どんな話をしてても、咄嗟に納得度の高い根拠を出してくるから本当凄いわ〜といつも思う。
 
  • 良いキャリアって人によらない?
 満足度が高い人は、必ず自分のキャリアが正解だったと言います。決して傲慢なわけではなく、そもそも人生なんて、自分が経験してきた以外のことは語れないからです。むしろ謙虚。「どう正解にするか?」が大事なのでしょうね指差し

 新卒で社員訪問をする時は、「なぜその会社にしたのか?」と聞きがちです。志望動機に繋がるので。ただ、最近は「なぜそのキャリアを歩んだのか?」と聞くようにしています。新卒の段階は終わったので、長期的なキャリアプランのイメージを掴むためです。

 色んな人にキャリアについて聞く中で、皆さん「偶然の出会いだった」「たまたまご縁があって」などと言っていました。

 人生を100%コントロール出来ている人は稀で、割と偶然をチャンスにして来た人がほとんどという実態を目の当たりに。

 もちろん目標を据えることは大切だけども、「偶然も受け入れて楽しく生きていけたらな〜」と最近は思うようになったかも。

 

 そこに注目する!?

  • この傘立てカラフル~

 東京のオフィス街にあるレストラン。とある雨の夜、ご飯を食べに行きました。周りには木々が生い茂り、店内はキャンドルの光で淡く照らされている。そしてご飯はどれも絶品。(高いけど)


ただただ幸福感に包まれながら、帰ろうとした時、一緒に居た人がこう言いました。

 「この傘立てカラフル~」

 私は、「えっ???」と思いました。そりゃそうです。傘立てなんて、一瞬しか見ないものですから。


「なんでそう思ったの?」と聞くと、

 「自分なんてビニール傘。それに、渋谷のお店に行くと、ほとんどがビニール傘。ここに刺さってる傘は、みんな色が付いてる。衝撃。」

 


  • なんでいつもそんなに綺麗にしてるんですか?

 とある事業部の先輩達。女性が沢山いますが、どの方も皆さん非常に綺麗。10歳も年下の自分より、お肌がとっても綺麗。なにあれどうしたらあんなツヤツヤするん。髪のツヤから服装まで。どんなにフランクな会議でも、いつも綺麗な姿。


「この企業って絶対顔採用あるよね?」なんて言われる企業もあるけど、なんかわかる気がする。でも個人的には、”顔採用”ではなく、”外見に気を遣う人が多く集まっている”という表現がしっくりくるかな。

 

 ある時、「なんでいつもそんなに綺麗にしてるんですか?」と聞きました。(普通は綺麗ですね~とかで終わりますよね。少し後ろめたいような...)

 すると、

 「取引先とかと会う時は、やっぱり綺麗な方がいい。自分がベストと思う状態を常に作るの。メラビアンの法則っていうのがあってね~ 話す時は、見た目が50%以上も影響してるんだよ~ でね~...」

 

  • 外見に気を遣うと得しかない!

 この2つのエピソードに共通すること。

それは、「外見に気を遣っている」ということ。

 正直、「うーん、面倒くさいなぁ」と思う節もありますが、そうも言ってられません。これまで見てきた、会社員として優秀だと思う方々は、皆さん外見に気を遣っています。綺麗です。(性別問わず)


 自分の外見から持ち物まで、決して高いものを使う必要はないですが、気を配るよう心掛けたいと思いました。

 自分を綺麗にすることがモチベーションになって、楽しい状態になるのが良いな~