先日、地元:あざみ野の友人から、電話がかかってきた。
出ると「ピィーーーージィーーーーシューーーー」と意味不明な音。
何だ何だ?混線か?もしくは、歩きながら勝手にかかっちゃた系か?
でもなんか様子が変だったので、切らずにもう少し待ってみた。時間にして2、3分ぐらいか!?
いつもの低い声で、友人「・・・ああ、もしもし?」
私「おおお?混線じゃなかったのか?」
メチャクチャ冷静な声で、友人「いや、今、カマ掘られた。これから、救急車乗るところ」
私「はぁ?おい、おい!」
友人「わりい。またかけ直す」
プツッ・・・ツーツーー。
奴は私に電話をかけた直後に、後ろから車に突っ込まれ、その後、その運転手と話をし
救急車を呼んでもらい、そして、ようやく私との電話に出られたらしい。
その間、電話をどこに隠し持っていたか知らないが、かけた事を忘れもせず、2、3分後に突然
いつもの冷静な声で話し始め、しかも内容が救急車。逆にこっちが面食らってしまった。
ったく、運転中に電話したらあかんぞ。って、それどころじゃなかった。容態は?
その後、電話がかかってきて、軽く首痛いと言っていましたが、無事でした。良かった。
ターミネーター2で、主人公を追いかけてくるアルミ人間みたいな警察官が、撃たれて、心臓や顔に
ばっこりと穴が空いているにも関わらず、ムニョ~ンみたいな感じで形を再生し、また追いかけてくる時の
冷静な顔を思い出した。全然関係ないが、あれぐらいタフで冷静な男になりたい。
それにしても、心配させんな、ナンちゃん!
★また読んでやってもいいな、とお感じの方は、どうか清き一票を、宜しくお願い致します!
石原鉄兵