jqueryを使って要素の位置を取得する時は、offset()関数を使います。

セレクタ.offset()

要素の左上を頂点位置として、x座標とy座標は次のように取りだす事ができます。

セレクタ.offset().left、セレクタ.offset().top

(セレクタが複数の要素の場合、先頭の要素の位置を返します)

offset()で要素の位置の取得はできますが、要素の位置の変更はできません。位置の変更をしたい時は、css()関数を使ってleft,topプロパティを変更します。

セレクタ.css("left",変更先のx座標)、セレクタ.css("top",変更先のy座標)

この時、positionプロパティがabsoluteもしくはstaticである必要があります。

画面サイズ(ブラウザのウインドウサイズ)は次のようにして取得する事ができます。

ウインドウ幅:$(window).width()
ウインドウの高さ:$(window).height()

(ブラウザによって、ウインドウサイズの捉え方が異なり、スクロールバーの幅や高さが含まれる場合があるので注意です)

スクロール量は次のようにして取得する事が出来ます。

縦方向のスクロール量:$(windows).scrollTop()
横方向のスクロール量:$(windows).scrollLeft()

上の例は$(window)ですが、overflowがscrollかautoの他の要素に対しても、scrollTop,scrollLeftは使えます。

スクロールイベントは次のように書けます。

セレクタ.scroll(スクロールされた時に処理される関数);

セレクタ.scroll(function(){

});

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