linux環境でcommon Lispの処理系GCLをemacsから利用できるようにする設定のメモ書きです。

emacsからgclを利用することによってgcl単体で利用するよりも使いやすくなります。

GCLのインストールについてはこちらの記事を参考にしてください
windows環境でのmeadowからgclの利用はこちらの記事を参考にしてください

emacsが起動時に読み込む設定ファイル「.emacs.el」に以下の一行を追加するだけです。

(setq inferior-lisp-program "/usr/local/bin/gcl")

/usr/local/bin/gclはそれぞれの環境に適宜置き換えてください。普通にgclをインストールすればこのままでいいはずです。

・注意
emacsからgclの起動についてネットで少し調べたのですが、編集する設定ファイルは.emacs.elではなく.emacsという記述が多かったです。たぶんこれは環境とかバージョンによる違いだと思いますが、僕の場合は、最初.emacs編集してもgclを起動できず、.emacs.elを編集したらできるようになりました。
ちなみち僕の環境はemacsは21.4.1、gclは2.6.7です。


以上で設定は終了。

emacsを起動して

M-x run-lisp

(M-は、Atlキーを押しながらかEscキーを一度押すという意味)

と入力するとemacsのウインドウ内にgclが起動します。