久々に新しい短編小説載せますね(^-^)/
今回は本当に短いやつです!
主人公も一言しか喋らないし笑
まぁ、そういう表現って事で!(*^_^*)
それでは、はじまりはじまり~
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私にはずっと好きな人がいた。
中学生になって、同じクラスになった彼をはじめてみたとき、一目で好きになった。
でも、引っ込み思案な私は全然彼に話しかけることが出来なかった。
それどころか、恥ずかしくて彼に10歩以上近づくことが出来なかった。
でも私は毎日頑張った。
はじめて人を本気で好きになったんだ。
絶対に告白するんだ。
そう意気込んで、少しずつ彼に近づけるように努力した。
一年生の終わりに、五歩近づけるようになった。
二年生の終わりに、また三歩近づけるようになった。
3年生の春には、あと一歩で手が届く距離まで近づけるようになった。
そして、卒業式。
この日が最後のチャンスだった。
彼とは別々の高校に進学する。
あと一歩の勇気を踏み出せれば、告白できる。
でも、その一歩を踏み出そうとすると、足がすくむ。
たった一歩なのに、まるで百歩のように遠く感じた。
結局、その勇気が出せずに告白することは出来なかった。
あれから、何年もの月日が流れた。
私はある大学の一回生になっていた。
自分ではなにも決められずに、ただ流されて生きていた。
大学生になったのも、親に大学に行けと言われたからだ。
もう、こんな自分に嫌気が差す。
もしもあの時、告白する勇気が持てていたら、きっとこんな自分にはならなかったと思う。
そんな時、校内で彼を見かけた。
偶然、彼も同じ大学に通っていたようだっだ。
久しぶりに見る彼は、とても大人びて見えた。
私も、あれから少しは成長してるのかな。
背も大きくなった。
胸だって大きくなった。
でも、私はあの時となにも変わっていない。
成長なんかしていない。
そう。
私の時間はあの時、止まったまま。
今、彼に話しかけることができたら、変われるかもしれない。
成長できるかもしれない。
でも、やっぱりあと一歩の勇気が出ない。
あと一歩なのにどうして。
私は目に涙を溜めた。
そんな時だった。
後ろから声が聞こえた気がした。
頑張れ!
それと同時に誰かから背中を押された。
どこか懐かし声に、小さな手で。
今の……あの時の私?
気づいたら、彼のすぐ後ろに立っていた。
心臓が張り裂けそうなくらいに高鳴った。
顔が赤くなっていくのが自分でもわかる。
今すぐに逃げ出したい。
でも、ここで逃げたらなにも変わらない。
あの時のままだ。
……変わるんだ。
ありがとう、やっと決心ができた。
あの時踏み出せなかった一歩を踏み出して、また歩きはじめる。
あの時の私と一緒に。
「………あのっ!」
fin.
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最後まで読んでくださり、ありがとうございました(^^ゞ
まだ載ってけない作品が結構あるんですけど、俺が書いた小説のなかで唯一女の子が主人公の作品です。
なんともほのぼのしたお話でした(^-^)/
次回作もお楽しみに~(*´▽`*)
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