Facebookがユーザーフィードバックツールを導入

気になった記事があったので、以下転記。
Facebookがユーザーフィードバック用のツールを導入するという記事。

そもそもウェブメディアのプラットフォームにおいて、ユーザビリティと広告の兼ね合いって、どの程度メディアにおけるユーザー満足度と広告費の増減に関連しているのだろうか。やはり平均的に利用頻度をばらつかせてユーザーから情報を集めるよりも特定のヘビーユーザーから集めた方がいいのかという点も議論の余地がある。

営業サイドとしては、クライアントファーストなので、少しでもユーザーが「集まる」場所にリッチな広告枠を作って欲しいという希望は常にある。

一方で、サイト運営側としてはユーザーファーストなので「集まる」場所にユーザビリティの高いコンテンツを掲載したいという希望が常にある。

その部分は企業現場レベルだと、組織体制による成約や各部署が抱えているKPIのせめぎ合いによるところが大きいのだけど、そういうの取っ払って考えるときに妥協点をどこに見出すのかは非常に重要な問題だと思う。

Facebookは今までユーザビリティの「善し・悪し」を自社内で定義する傾向が強かったはずだけど、今回は結構本格的にユーザーボイスを聞いて反映させようとしているのだろうか。

Do you like me now? The real reason even Facebook needs a user feedback tool

Product-out to User-Orientedな志向を強めるのかもしれないし、そういう姿勢を見せる事により、今高まっているユーザーからの批判を抑えようとしているのかもしれない。