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帝都神風倶楽部第陸話〜帝都地獄變〜あとがき
帝都神風倶楽部3周年も同時に迎え、これまでの軌跡を振り返りつつ、一旦の区切りとなる公演であった
三年間主役を務めた黒崎大尉は大変だったろうし、それでも確実に成長してきたといえるのではないだろうか
決して器用なほうではないが、常に懸命にやってきたことは高く評価している
今回で一区切り、とはいうものの決して黒崎大尉が主役降板とは限らないので悪しからず(笑)
区切りをつけたのは活動全体に対してであり、また今後を見据えてのこと
正直、休む間もないくらい準備に追われ、皆かなり精神的にも体力的にも疲れが見えてきていた
かく言う私もそれは同じことで
ほぼ毎回新作を執筆しなければならないプレッシャーはあったと思う
それに加え、興行として今後どう動いていくかという課題も、忙しさの中でなかなか向き合えてこなかった部分でもある
そういった諸々の理由から、少し公演スパンを伸ばし、制作や宣伝広報に注力する期間を設けることにした
足繁く通って活動を支えてくれているみなさんには感謝してもしきれないし、とても大事な存在だ
が、やはり表現者としてもっと多くの方に観てもらいたい、我々を知らない人たちにも是非知って興味を持っていただきたい
そんな思いはずっと持ち続けている
『支持率が一定を下回ると帝國は崩壊する』
第14帝國においてのひとつのルール
この支持は、舞台を見つめるみなさんの支持
必要とされなければ存在ごと消滅するさだめ
それが我々に課せられた非情なルール
語るのも野暮かもしれないが、今回の物語もそんな精神世界の厳しい一面を描いてみたつもり
『生きるも地獄、死ぬも地獄、何処へ行こうと同じことだ』
風間准将が冷たく言い放つ言葉と、どんな運命が待っていようと覚悟はできていると答える黒崎大尉
三年間ずっと描き続けてきたものが、ここで一旦の収束を迎え、最後には風間も黒崎も第14帝國の住人ではなくなるという結末となった
物語には喜劇も悲劇もある
それでもその存在を誰か一人でも認識していれば、消えてなくなることはないのである
それは自分自身でも構わない
文字通り、永遠の束の間を彷徨い続ける存在となった黒崎はどこへ向かうのか…
といったところで帝都神風倶楽部第一部、完(笑)
この結末には相当悩んだのだけれど、加納中佐との会話で『必ずしも毎回ハッピーエンドである必要ってないんじゃない?』という一言が決め手となった
まあ確かに第参話のように物悲しい最後もあったりする
これは精神世界に縛られた哀れな軍人たちの物語なのだしな
とまあ、そんな固い話はさておき(笑)
楽しんでいただけたかしら?
やっぱりね、会場で客席のみんなを見て、笑っている姿を見て、それでようやく報われるのだよね
大変だし辛いし逃げたくもなるし
それでも楽しみに来てくれるみんなの為に
足踏みしてちゃいけない、一歩ずつでも前進しなければ
若作りのおっさんと言われようとも、まだまだがんばるつもりよ(笑)
それではまた合間見えるそのときまで、とりあえずさようなら







