滋賀県彦根市のゆるキャラ「ひこにゃん」が4月から活動を休止する可能性が出てきた。ひこにゃんの活動資金は市から出ており、その費用が含まれている予算案をめぐって市長と市議会が対立し、否決されてしまったのだ。ただ、それにより困るのは彦根市だけだろうと思われる。現在日本でゆるキャラはベタになってきており、若干飽きムードが漂ってきていると感じる。



 ゆるキャラとは漫画家でエッセイストでもあるみうらじゅんさんが命名したもので、「ゆるキャラ三カ条」として、次のような定義を挙げている。

①郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性があること。
②立ち振る舞いが不安定かつユニークであること。
③愛すべきゆるさを持ち合わせている。


その後、営利目的など、様々な問題を経て次のように再定義された。

『地域復興等、商業的な目的から解放されたところでデザインされた結果、ある一定の「ゆるさ」や不安定かつユニークな動きを備えるに至ったキャラクター』

 これを満たすものをゆるキャラと呼ぶことができる。
 過去にさかのぼるとゆるキャラの元祖は1990年代後半若い女性を中心に絶大な人気を集めた「たれぱんだ」だと世間では多くの人が思っているだろう。しかし私の調べた中では1989年に作られた「うにまる」が元祖である。そしてもっとさかのぼると定義に沿っているものを発見した。それが・・・・・・




























初代ゆるキャラ「チンギスハンくん」

*画像は著作権の問題があるためいらすとやから






ちなみにチンギスハンの父親の名前は
イェスゲイ。
なんか色々と連想してしまう。