◆カルアナ・ガリチア(53)爆死◆ | オレサマのブログ
<パナマ文書>


パナマ文書を報道した女性記者、車爆弾で即死
マルタ・ムスカット首相の妻らの疑惑を報道していた
2017年10月17日 11時28分 JST | 更新
朝日新聞社提供
STR via Getty Images
爆発した車
パナマ文書報道の記者、車爆弾で殺害か 首相は捜査約束
 欧州連合(EU)に加盟する地中海の島国マルタからの報道によると、同国で16日、政治家の腐敗告発で知られ、租税回避地をめぐる「パナマ文書」報道に加わった女性の調査報道ジャーナリスト、カルアナ・ガリチアさん(53)が車を運転中に爆弾が爆発、ガリチアさんは即死した。ムスカット首相は「我々の民主主義にとって暗い日となった」と述べ、徹底的な捜査を約束した。
 ガリチアさんは中米パナマの法律事務所から流出したパナマ文書をもとに、ムスカット首相の妻らがパナマに会社を置き、アゼルバイジャン首脳に近い銀行から受け取った大金を隠していたとする疑惑を報道。ムスカット氏が潔白を主張して今年6月、前倒し総選挙に踏み切った経緯がある。
 16日夕、ガリチアさんが車で自宅を出発した直後に爆弾が爆発。車は近くの畑まで吹き飛ばされたという。
 ガリチアさんは複数のメディアで与野党を問わず政治家の腐敗を追及してきた。AP通信によると、ブログで疑惑を報道した野党政治家に名誉毀損(きそん)で訴訟を起こされた。(ウィーン=喜田尚)
(朝日新聞デジタル 2017年10月17日 10時41分)
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