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<火 20:00:05~21:00>


リロイ・ジェスロ・ギブス (Leroy Jethro Gibbs)
演 - マーク・ハーモン (Mark Harmon)、日本語吹替 - 田中秀幸 / 井上和彦(パイロット、シーズン1 #1 -)
NCIS特別捜査官、上級捜査官(Senior field agent)。現場対応チーム主任。
本作品の主人公。元海兵隊一等軍曹の凄腕捜査官。海兵隊時代に狙撃手として砂漠の嵐作戦にも参加した経歴があり、現場でも稀に狙撃手を担当することがある[8]。卓越したリーダーシップと人の嘘を見抜く直感、捜査における独自のルール(「ギブス・ルール」と称される)でチームを牽引し、事件を解決に導く。「謝罪は弱さの表れだ」と考えており、基本的には相手の謝罪を受け付けることはなく、また彼自身も謝ることは滅多にない。その性格から部下には恐れられているが非常に部下思いで、容疑者にメンバーの安全を脅かされた時には怒りを露わにする。部下がふざけている時によく後頭部をはたくが、それは部下への愛情表現の裏返しでもある。捜査官としては一流だが、ハッシュタグなどのネット用語を理解できない、最新式の携帯電話を「使いにくい」という理由だけで壊す、コンピューターも1人だけ旧式の物を使っている、など電子機器には非常に疎い。そのためかチームの中で唯一ローテクに慣れている。
斥候・狙撃部隊にいたためか人の背後に忍び寄るのが得意で、部下が無駄話やギブスの噂話をしているといつの間にか背後に居る、というシーンがしばしば劇中に登場する。また、いわゆる地獄耳であり、離れた距離にいるにも関わらず部下の話の内容に言及することもある。
無類のカフェイン好きであり、仕事にブラックコーヒーは欠かさない。また、報道陣によって朝のコーヒーを台無しにされたことに激怒して取材を拒否したり、遠方での捜査で泊まりがけになると自前のミルを持ち込むほど。同じくカフェイン好きのアビーには、アビーの好きな“Caf-Pow!(カフパウ)”をよく差し入れしている。
シーズン3終盤で、輸送船への自爆テロが起こることを上層部に警告するが受け入れられず、結果的にテロが起きてしまったことで、一度はNCISを辞職しフランクスのいるメキシコに隠居する。ところが、ジヴァが濡れ衣を着せられ窮地に陥っていることを知り、ワシントンD.C.に戻ってNCIS捜査官として復帰することを志願する(捜査官が退職後に復帰する場合、一定の期間を経る必要があるが、シェパード局長が故意にギブスの退職を有給休暇として処理していた)。
プライベートでは4度の結婚を経験しており、うち3度は離婚している(赤毛の女性が好みのようで、結婚した相手は全員赤毛)。唯一離婚しなかったのは最初の妻シャノンだが、彼女と一人娘のケリーは麻薬カルテルの犯罪を目撃したため、その構成員に殺害されたという過去を持つ[9]。今もシャノンとケリーのことを深く思っている様子は、作中でたびたび描かれている。
趣味は木工。自宅の地下室にて電動工具を全く使わないボート造りをしており、ボートには亡くなった娘ケリーの名を刻んでいる。また、作業場にはシャノンとケリーの生前の声が録音されたメッセージテープもあった。[10]すでに数隻完成させているようだが、どのように地下室から搬出しているのかは不明で、ギブスもノーコメントを貫いている。
手話が扱えるため、同じく手話を扱えるアビーと秘密の会話を行うことがある。ロシア語も堪能で、容疑者がロシア人の場合にはロシア語を交えながら尋問し、またLA支局のカレンとロシア語でやり取りしている場面[11]がある。
ペンシルベニア州のスティルウォーター出身。自分の過去に関してほとんど語らず、十年来の友人であるダッキーですらギブスの過去はよく分かっていない。父曰く、子供の頃からガレージワークが好きで、1976年に離郷して入隊。最初の妻シャノンも同郷で、離郷の日に駅で初めて彼女と会話を交わした。シャノンは自分の生き方にいくつかのルールを課しており、ギブス・ルールはそんな彼女の影響によるものらしい。[12]
スピンオフ作品である『NCIS:ニューオーリンズ』にはクロスオーバーの回[13]以外にも出演している。